Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべきファッションコーディネート

オーダースーツサロン「サローネ・パルテンツァ」東京本店の魅力

あなたは日本の服地メーカーをいくつ知っているだろうか。そして、日本の服地メーカーと言えばと言われたら、あなたはどこのメーカーを挙げるであろうか。

 

1905年(明治38年)創業、1918年に株式会社とし、日本で屈指の歴史を持つ老舗服地メーカーである御幸毛織株式会社。CMソング「ミユキの歌」であまりにも、有名な話です。その御幸毛織が「本質と流儀」を極めた紳士たちのためのオーダースーツブランド「PARTENZA」を提供しています。2回に渡り、そのPARTENZAのショップ店長をご紹介していきたいと思います。

 

東京本店店長の石川達也さん。

機械系の設計の仕事に従事するも、御幸毛織のモノつくりの観点に共感し入社。同社ヒッチコックを担当し、2016年3月よりPARTENZA店長に就任。

 

 

今回はPARTENZA東京本店店長、石川達也さんに色々とお話をお聞きしました。

Q:お店の特徴を教えてください。

 

A:東京本店は、問屋街ということもあり、近所の方もお客様として多いのが特徴です。30代〜60代とお客様の年齢層は幅広くなっております。特に最近では30代のお客様が非常に増えてきているように感じます。

 

Q:石川店長がお客様を接客する際に気をつけていることはありますか?

A:以前は、サラリーマンでしたので、スーツを始めファッションに詳しくない方の気持ちはよくわかります。ですから、今のファッショントレンドをわかりやすく伝えることを考えながら、今のスーツのスタイルをご提案するようにしています。

御幸の生地のオリジナリティーをお伝えしながらも、「オーダーは楽しい」と思っていただけることが大切なことだと思っています。実際に生地を選ぶのはもちろんのこと、スタイルを選んだり、仕様を選んだり、裏地を選んだりするのは楽しいですから。

そして採寸にもこだわりを持っております。どこが違うと言われると、そこは企業秘密なので、ぜひ、一度ご来店頂きたいですね。ただ、納品させていただき、お客様が袖に腕を通して頂いた時の満足感をいかに感じていただけるかをモットーにしておりますので、きっと満足していただけると自負しております。

 

Q;石川店長の今年の春夏のおすすめ生地を教えてください。

 A:今期は御幸毛織のジャカード織りのこの生地がおすすめです。

 

この生地は御幸毛織のオリジナルの生地「Napolena」と命名している素材で、スーパー140‘S相当の原料を使用した服地で、一見無地調に見えますが、ご覧のように、表面に立体感をもたせたジャカード織りの生地です。ここでは、スーパー表記をお話しましたが、御幸毛織では物作りのこだわりとして番手の表記はあえてしていません。こちらの生地でお仕立てすると上下のシングルスーツ95、000円(税別)、写真のダブルスーツは100、000円(税別)です。

 

Q:最後にお客様へのメッセージをお願いします。

 A:オーダースーツは以前と比べ、少しメジャーになってきてはいますが、まだまだ、お客様にとっては、敷居が高いものかもしれません。当店のお越し頂いたお客様には私自身のサラリーマン時代のスーツに対して認識を元に、初めてでも、緊張しないようにお話を進めていきたいと思っています。そして、悩んでいることや、お客様の要望をしっかりと明解にして、それを具現化させて頂きたいと思っています。もちろん、色々話を聞いて見たいという方も大歓迎ですので、ぜひ、一度ご来店いただければと思っています。

 

初めてのお客様でも優しく包むその笑顔で安心感を与えてくれます。そしてベテランスタッフとともに、「オーダーを作る楽しさ」を教えてくれるPARTENZA東京本店店長の石川さん。ぜひ、一度会いに行って、色々話を聞いてみるのも良いのではないでしょうか。

 

【サローネ・パルテンツァ東京本店】

〒103-0001

東京都中央区日本橋小伝馬町15-19 ルミナスビル1F

TEL:03-5623-0291

営業時間:10:30~19:00(平日)

          11:00~18:00(土曜日)

定休日:日曜・祝日

ホームページ:

http://www.salone-partenza.com

 

 

 

紳士服業界30年の経歴と経験を生かしスタイルコンシェルジュとして、男性の嗜みを日夜ご提案しています。
スタイルコンシェルジュ。聞きなれない言葉だと思います。
ファッションの括りとして扱うことができるすべての事のご提案をしています。洋服の着こなしは勿論の事、ライフスタイル全般と言えば、お判り頂けるでしょうか。
 
まだまだ、日本の男性の着こなしは後進国だと思います。世界に引けを取らない着こなしをしている男性を増やしていきたいです。
 
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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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