Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべきファッションコーディネート

紳士たるもの、この雰囲気を醸し出せないとですね

2016年秋。ブルックスブラザースは、クラフツマンシップとイノベーションを融合させた新しいラグジュアリーなライフスタイルコレクション「Golden Fleece」を発表した。

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高品質な素材、最先端のテクノロジー、そして熟練の職人技を集結させることにより、Golden Fleeceコレクションは、最高の品質とデザイン、機能性を実現している。また、このコレクションはタイムレスでありながらもモダンな雰囲気を持ち合わせ、紳士のワードローブのアイテムを代々受け継がれる逸品となるべく商品群である。


最高のメリノウールとホールガーバメント


シグエンチャーアイテムの一つである最高級のメリノウールは、ホールガーバメントと呼ばれるシームレス製法を採用し、継ぎ目のない丸編みで1着を編み上げることで、究極の快適な着心地を追求している逸品である。

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スポーツコートには、ウール、シルク、カシミアといった高級素材を使用。ソフトショルダーの構造と最小限に朝獲た肩パットによって軽量化されていて、快適な着心地を約束してくれる。

何と言っても触った時の軽さを感じる気持ち良さである。そしてマネキンの着用を見て感じたことが、ブルックスっぽくない、スマートなデザインとパンツシルエットである。アメリカントラッドと言うと、やはり1型と言われるイメージが先に来るかもしれないが、違うブランドかって一瞬思えるほど洗礼されている。

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ブルックスブラザースの米国自社工場とイタリアで製造されるこのコレクションは10月12日から発売を予定している。洗礼された際立つスタイルを持ちながら、198年の伝統を感じる良い機会であると思う。ブルックスの最高級ラインとしてやはり価格帯は従来とは一線を画すのは、それはこだわりにこだわった素材と縫製から納得いただけるものと思う。ぜひ、店頭で手にとって感じてみてほしい。

また、ブルックスブラザース青山本店で英国王室建築家協会のベストアワードを受賞した「ゴールデンフリース(金羊毛)のシャンゼリア」が期間限定特別展示されています。ごらんになりたい方は、まずは問い合わせをしてみてください。

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このシャンゼリアは英国の建築デザイン集弾Squire and Partnersによるデザインを元に、イタリアのmarangoni Designが約660時間かけて制作したもので、ブルックスブラザースのロンドン店のウィンドウにて飾ってあったものを、日本に持ち込み、前日8時間をかけて設置されたものである。見学がてら、青山本店を見に行くのも悪くない過ごし方だね。

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紳士服業界30年の経歴と経験を生かしスタイルコンシェルジュとして、男性の嗜みを日夜ご提案しています。
スタイルコンシェルジュ。聞きなれない言葉だと思います。
ファッションの括りとして扱うことができるすべての事のご提案をしています。洋服の着こなしは勿論の事、ライフスタイル全般と言えば、お判り頂けるでしょうか。
 
まだまだ、日本の男性の着こなしは後進国だと思います。世界に引けを取らない着こなしをしている男性を増やしていきたいです。
 
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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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