Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべきファッションコーディネート

この時期、カジュアルスタイルはポロシャツ・Tシャツでいいの?

今年は水不足が懸念されるくらいの酷暑になりそうですが、皆さんは

 

「もう洋服なんて着てられない」

 

なんて思ってる方も多いと思います。

 

だから、Tシャツやポロシャツで十分なんて、まさか思っていないですよね?

 

Tシャツの歴史を知っていますか?

 

19世紀にイギリスやドイツで発症し、1939年〜45年に米国陸軍の公式肌着として採用されたのが始まりです。

ご想像通り、肌着がスタートなのです。

 

ではポロシャツの起源はというと・・・

 

元々は、ポロ競技で着られたことからその名前で呼ばれるようになりましたが。

 

1920〜30年頃、テニスプレイヤーが着ていたポロシャツが一般にも広まっていったと言われています。

 

ただし、このシャツは元々フランスでテニス用シャツとして考案されたもので、海外では「テニスシャツ」とも呼ばれています。

 

知ってましたか?

 

かたや、肌着、かたや、スポーツ競技用の服。どちらも街着ではなかったということです。それが世界に広まったというわけです。

 

ですので、紳士たる皆さんであれば、やはり、Tシャツやぽシャツではなく、シャツを着て頂きたいところです。

湿度が高い日本では夏の定番である「麻」素材は不向きであるの知らない人が多いと思いますが、日本では、真夏の定番素材として扱われていますね。

 

まぁ、詳しくは機会があれば、不向きであるその理由をお話ししたいと思いますが、素材ではなく台襟がちゃんとあることの方に今回は趣を置いてくださいね。

 

紳士たる者はやはり、エレガントであるべきだと思います。

 

都会、街に出かたりすることも多い休日、いつ人に会うかもわかりません。

 

ドレスコードという言葉をご存知だとは思いますが、そのドレスコードの中にカジュアルというワードも当然存在しています。

しかし、そのドレスコードにTシャツやポロシャツは含まれません。(しかし、最近は台襟付きのポロシャツが出てきているくらいです。苦肉の策ですね)

 

紳士たる者、あえてドレスコードがない状態は、ご自身の家でくつろぐ時間だけです。

 

ですので、まずは、シャツ仕立の者を着るということを意識なさってください。そして、いい悪いは別として、麻などの風を通しやすい、そんな素材を着てみてください。

 

 

きっとあなたを見る目がまずは身近な家族から変化してきますし。もう、いざ、誰かと出くわすことがあっても怖くないですね。

 

では、また。

 

 

 

紳士服業界30年の経歴と経験を生かしスタイルコンシェルジュとして、男性の嗜みを日夜ご提案しています。
スタイルコンシェルジュ。聞きなれない言葉だと思います。
ファッションの括りとして扱うことができるすべての事のご提案をしています。洋服の着こなしは勿論の事、ライフスタイル全般と言えば、お判り頂けるでしょうか。
 
まだまだ、日本の男性の着こなしは後進国だと思います。世界に引けを取らない着こなしをしている男性を増やしていきたいです。
 
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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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