紳士が知るべきファッションコーディネート
英国のスピリッツを受け継ぐ「HUNTSMAN」
「HUNTSMAN」と聞いて、ピンとくる人は、よほどの英国好きはサビルロゥ好き、そして、スーツ好きな方ではないだろうか?
カインドウェアが日本で展開しているHUNTSMANは、英国のHUNTSMAN社とは違い
英国の受け継がれた服作りの技術と伝統に、日本の技術をプラスした精神のもと「カインドウェア」の自社工場である「那須夢工房」で作られている。
「HUNTSMAN」の精神には、ビスポーク(フルオーダー)とパターンオーダーそれぞれのメリットを融合し、お客様に「良い服を」を、より身近に体感して頂くことを理想としている。
ビスポークのメリットである究極のフィティングと、カスタマイズ。
そして、パターンオーダーのメリットであるイメージのしやすさとパターンオーダー特有の気軽な仕上がり期間(3週間前後)で仕上げる。そこが一番のオススメである。
良い服の条件とは何だろうか?
軽くて、柔らかく、身体にフィットして動きやすいこと、それがまず1番に挙げられるだろう。そして、着た人の個性を引き立て美しいドレープが人を魅了すること。どこまでも優しくその人の存在感を表現してくれることではないだろうか。
また、着る人の優しさが、そしてその存在感が、相手を包み込む。それが英国的ジェントルマンスタイルではないだろうか。その英国ブランドの「HUNTSMAN」は、「良い服」といわれるために、また、服に命を与えるために優れたパーツや、付属品、そして、隠れた部分に至るまで、クラフトマンシップ、そして、クラフトマンワークが生かされているのである。
そして、世界に誇れる日本の縫製技術の「那須夢工房」の技術がそこに加わっているこを忘れてはいけない。
こだわりが随所に見られるが、例えば、「芯地」。「ウールは生きている」そのコンセプトがある。仕上がったウール地でも、天候や気温の変化によって伸び縮みしていることはご承知だと思うが、そこで、芯の工夫が必要になってくるのだが表地の伸縮に芯地が適応できるように、縫い付けに特別な工夫がなされている。
首にフィット感を持たせるボウ衿仕立てという手法を取り入れている。それにより重さを感じさせず、首をほっそり見せる視覚的効果をも生み出している。ゴージラインを高い位置からきり始めているので、すらっと背の高い印象を与えることもできる。そして、ボタンにもこだわりを。紳士服のボタンは、ツヤのあるものは、あまり好ましくない。
英国ではつや消しが上品とされている。伝統を誇るハンツマンスーツは、ナチュラルなつや消しボタンを採用するとともに、光の反射を防ぐために、段差のついたオリジナルデザインのボタンを採用している。
言い出したらきりがないが、ブリティッシュスーツ特有の胸周りはしっかりと丸みを帯びながらウエストは自然にシェープされ、綺麗なラインを作り上げている。ここで、話すよりも実際にゲージ見本だけでも袖を通す価値はある。
ぜひ、カインドウェアの直営店である「LINX」に足を運んでいただきたい。
<LINX店舗情報>