第三回 「大人旅 × カンボジア ーシェムリアップ・アンコールワット(後編)ー」
「これこそ驚くべきカンボジア土産!」なお土産をセレクトして、
プノンペンにてお土産屋を営むおかっぱ娘です。
第三回もよろしくお願いいたします。
前回から「大人旅 × カンボジア」と題し、
シェムリアップに眠るアンコールワットの旅をお伝えしております。
たっぷりご来光を享受したあとアンコールワット寺院を探索してもまだ午前8時ぐらいですが、
まだ夜が明けきっていない、とろみのある黒の森に向かっていった時のドキドキと、
息をのんで見た朝焼けの感動が、心地の良い疲れとなっているはず。
一旦ホテルに戻って朝食を取り、シャワーで汗を流し一息つくのが大人の楽しみ方です。
ホテルのプールサイドでゆったり本を読んでもよいかもしれません。
日が正午を迎え暑さのピークを迎える前に改めてアンコールワット遺跡群に訪れましょう。
様々に点在する遺跡群の中で、目指すは「タプロム寺院」。
ここは、樹齢400年余のガジュマルが
様々な激しい内戦と老朽化で崩れていく寺院を
まるでそこに木の神が存在するかのごとく、包み、共存している、
まさに自然が造り出したアートを鑑賞できる場所。
両手で四角を作ってしまえば、天然額縁の出来上がりです。贅沢…。
雫のしたたる雨期(5〜10月)に訪れるのも、
青々と生い茂る緑の色と地の香りを感じることができてオススメ。
一度訪れれば、パワースポットだと誰もが直感で感じることができるでしょう。
母なるエネルギーがとってもあたたかで、
すべての事象に命があることを確信できちゃう、そんな場所です。
そしてもう一つ。
神々が降臨すると言い伝えられ、宇宙の中心と信じられてきた
「アンコールトム寺院」。
アンコールトムとはクメール語で「大きな都」と呼ばれ(なんと総面積東京ドーム60個分!!)、
敷地内に様々な遺跡が数多く眠っています。
その中でも特に有名なのが「バイヨン遺跡」。
不思議な微笑を浮かべるこの顔には様々諸説があるようですが、
「クメールの微笑み」とも例えられ、
その一度見たら忘れられないこの出で立ち、
ぜひ記念写真をお忘れなく。
お腹が空いて来たら近くのレストランで一休み。
カンボジアの地ビールで喉を潤しクメール料理に舌鼓を打てば、
シェムリアップに吹く風も更に美味しく感じられそう。
こちらはアモック。バナナの皮の中に川魚やチキンを入れて
ココナッツミルクで蒸したカンボジアを代表するお料理。
ビールととっても合います。
大人旅では、ここでアンコールワット遺跡群の探索はおしまい。
城下町に開けた街を探索に行きましょう。
遺跡群は約60もあると言われていますが、大人旅ではオススメを
ちょこっとたしなむぐらいが粋なのでは、とおかっぱは感じていたり。
次回は町中をプラプラ探索、シェムリアップの町並みを感じる旅をご紹介します。
カンボジアのベストシーズンももうすぐ。ぜひ航空チケットをポチッと購入して大人旅、
してもらえたら嬉しいです。
おかっぱもプノンペンで待ってます。
なんてね。
また次回をお楽しみに!