Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士と行きたい京都

シリーズ第12弾 ひと足早く涼をもとめて・・・ 【京都の夏の風物詩「納涼床」】

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6月からいよいよ本格的にスタートする京都の夏の風物詩の「床」。鴨川の横に流れる禊川の上に組み上げられた納涼床を見ると、「あ〜いよいよ暑い京都の夏がやってくるんだな」と夏の訪れを嬉しく思う。
京都の街は山に囲まれた盆地であるため、夏は湿気が多いこともあってその蒸し暑さといえば相当なもの。暑さ厳しい京都だからこそ、京都の先人たちは涼を得るために様々な工夫を凝らし、生み出されたひとつが納涼床なのである。こうした歴史や伝統が現在に受け継がれ、単なる流行やスタイルではなく、納涼床は京都の文化として息づいている。

京都で納涼床がある場所は4箇所。鴨川沿いの「納涼床」、京都の奥座敷と言われている貴船の「川床」、鷹ヶ峯の「渓涼床」、高雄の「川床」だ。
このうち鴨川沿いの納涼床の歴史は古く、江戸時代に遡るわけだが、裕福な商人が中洲や浅瀬に床机を置き、お客様をもてなしたのが始まりとされている。現在は約100店が営業をしており、京都を取り囲む山々を借景とした鴨川の風景を楽しむことができる。歴史ある老舗のお料理屋さんから中華料理屋さん、イタリアン、フレンチ、またバーなど、様々な料理が揃っており、気負いすることなく気軽に利用できるのが嬉しい。

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一方、鴨川の源流である貴船川はホタルや鮎が棲む清らかな渓流。貴船神社が佇む神聖なエリア、こちらの川床には伝統ある料理旅館が建ち並ぶ。昔から京都人に避暑地として愛されてきた貴船は、市内より10度近く気温が低く、真夏でも25度を切る涼しさ。市内から40分、少々時間を要するが、鮮やかな緑やせせらぎの音、自然美溢れる静かな雰囲気と涼やかなロケーションは、鴨川納涼床にはない別世界が広がり風情たっぷり。

さて、「紳士と行きたい京都」シリーズ第12弾では納涼床のなかでも特にお勧めしたいエリア、京の奥座敷 貴船にあるお店をご紹介。樹々からの木漏れ日のした、マイナスイオンたっぷりの涼風と川の心地よいせせらぎをBGMに頂くお料理やお酒は格別!蒸し暑さと慌ただしい日常を忘れ、美食を嗜みながらまったりと過ごす極上のひととき・・・
京都の夏の風物詩、涼をもとめて京都の奥ゆかしさと優雅さを味わってみてはいかがでしょうか。

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貴船までのアクセス
• 市バス(4番か17番)「出町柳駅前」バス停下車、
叡山電鉄鞍馬線「出町柳」から「貴船口」駅へ。
• 地下鉄「国際会館」駅下車、
京都バス(52系統 貴船口行き)で「貴船口」へ。
「貴船口」からまでお店までは無料送迎バスのサービスあり(要予約)

【ふじや】
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町40 船神社鳥居前 
TEL:075-741-2501
営業時間:11:00~20:00 
定休日:無休
ホームページ:http://www.kibune-fujiya.co.jp/

【貴船喜らく】
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町47  
TEL:075-741-2037
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休 
ホームページ:http://www.kibune-kiraku.jp/index.html  

【藤清】
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町78
TEL:075-741-2939
営業時間:11:30~18:30
定休日:不定休
ホームページ:http://www.kyoto.zaq.ne.jp/fujisei/

【貴船 右源太】
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町76 
TEL:075-741-2146
営業時間:
昼 11:30~16:00(15:00)
夜 17:00~20:30(19:00)
定休日:無休
ホームページ:http://www.ugenta.co.jp/

【貴船べにや】
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船17
TEL:075-741-2041
営業時間:11:30~19:00
定休日:無休
ホームページ:http://kibune-beniya.jp/

田中 栄美(Emi Tanaka)

京都生まれ京都育ち、京都を愛してやまない生粋の京女。趣味は海外旅行、美食巡り、お料理

FBアカウント https://www.facebook.com/emi.tanaka.9887

 

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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