Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士と行きたい京都

シリーズ第2弾 京の美食処vol.1【割烹 梅津】

京都の魅力のひとつ、それは世界に誇るほんまものの美味しい和食との出会い。見た目も華やかな器に厳選された旬のお料理、一皿一皿を目でも 舌でも味わいながら贅を尽くした美食を心ゆくまで堪能する至福なひとときは、旅の思い出とともにきっと心に刻まれるはず・・・せっかくの京都、一日くらい はちょっぴり奮発をして、京都らしいお店で美味しいもに舌鼓されてはいかがでしょうか。
「紳士と行きたい京都」シリーズ第2弾は、京都だからこそ出会える「京の美食処vol.1割烹 梅津」さんをご紹介。
打水された石畳の道に格子の家々が軒を連ね、赤い提燈が掲げられ情緒たっぷりの町家の風情、昔から京都の花街として最高峰のお店が集まる場所といえばやっ ぱり祇園。しかし「夜ごはんを食べたいけど祇園は敷居が高そうで・・・」と、相談を受けることもよくある。格式高い料亭やお茶屋さんが多く集まる祇園だ が、肩肘はらず祇園の情緒をたっぷり味わえるお店を是非ご紹介させて頂こう。

【割烹 梅津】

賑やかな四条花見小路から少し北東、祇園の細い路地の一角にぽつりと佇む「割烹 梅津」さん。隠れ家のようなロケーションにも期待度が高まってしまうほど。
ご主人は「割烹なか川」ご出身、2011年に新進気鋭の割烹としてオープンされた。朗らかで明るく笑顔が素敵なご主人と、温かく細やかな気配りでお客様をおもてなしされる美人の女将さん、ほっと和む雰囲気でつい長居をしてしまう。

お任せコースはお造り、焼き物、蒸し物、小鍋など、その日の仕入れによってお料理の内容が異なるが、日替わりのアラカルト一品料理も豊富。 からすみやこのわた、なまこの酢の物など 日本酒のアテには最高の珍味もずらり。珍味中の珍味「半生このこ」の美味しさには思わず唸ってしまうほど。
「今日のお勧めで何かええのありますか~」ご主人にお伺いするのが間違いなし。旬の素材の持ち味を生かし、リクエストに合わせた調理法で柔軟に対応してく ださる。何を食べても最高に美味しく、居心地も素晴らしい。季節の旬をお好みで頂ける、これぞ割烹の醍醐味!!是非ともアラカルト一品料理をお勧めした い。

店名 割烹 梅津
住所 京都市東山区祇園町北側347-93
TEL  075-531-0929
時間 17時~22時(LO)
定休日 日曜定休

田中 栄美(Emi Tanaka)

京都生まれ京都育ち、京都を愛してやまない生粋の京女。趣味は海外旅行、美食巡り、お料理

FBアカウント https://www.facebook.com/emi.tanaka.9887

 

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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