Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべき美しい文字の書き方

第9回SUIBI式ペン字レッスン《美しく見える字のバランス⑥:書き始めが大事!「トン」と置き、一度止まろう》

皆様明けましておめでとうございます
本年も、どうぞ宜しくお願いいたします!

今日の美文字ポイントは、誰でも!どんな字でも!絶対美文字に見えるポイントですので、
ぜひ紙とペンをご用意して読み進めてくださいね。

年明け早々私の住む東京では緊急事態宣言が発令されました。
人と会うことがいけないような世の中になってしまいましたが、皆さんのおうち時間が少しでも充実したものなればと思い、ペン字記事を書いています。

書道教室に通ったことがない方も、
字にコンプレックスを抱えたまま大人になって後悔している方も大丈夫です^^
(本気で悩んでいる方は、個人レッスンがありますのでお気軽にご相談ください。)

 

本日は、SUIBI式大人のペン字レッスン第9回目!
第4回からお伝えしています「短期間で美文字に仕上げるコツ」のうち、今回は最重要といってもいいくらい即効性のある美文字ポイントをお伝えいたします。

美文字に見せる「コツ」を知っていれば、
1ヶ月どころか1時間もしないうちに劇的美文字を書くことができますので、どうか諦めないでくださいね^^

さて、
今回は《SUIBI式・短期間で美文字に仕上げるコツ》のうち
起筆(書き始め)が大事!「トン」と置き、一度止まろう
についてのお話です。
現時点では何のことかさっぱりですよね。w

 

【美しく見える字のバランス⑥:書き始めが大事!「トン」と置き、一度止まろう】

「子供みたいに可愛らしい字になってしまう、、、」
「誠意のない字のようになってしまう・・・」
キリッとした大人の美文字になりたいのに、その方法が全くわからない、とお悩みの方はいらっしゃいませんか?

大丈夫ですよ。
そんな時は、一画一画の書き始め(起筆)を大切にしてみましょう。
「どういうことか?」と言いますと、
まずは、下の写真を見比べてみてください。

下段の左「トン」なしグループと、右の「トン」ありグループ、どちらが美しく見えますか?
左側の「トン」なしグループも優しさが感じられる線とも言えますが、
美しい線となると、右側の「トン」ありグループですよね。

縦線横線、どちらを書くときも、書き始めは「トン」と軽くペン先を置き、一度止まります。そしてスーッと線を引いてみましょう。

一気に書道経験者っぽい字になります!

 

ここで、私の個人レッスンの生徒さんの字を見てみましょう。
お二方とも、1回のレッスンで大変美しい字になりました。

今回の美文字ポイントを知っているかどうかで、字の見え方も全然違いますね!
明らかに字がきれいになるので、皆さん喜んでたくさん練習してくださいます^^

 

============================

SUIBI式・美文字ポイント⑥

書道経験者っぽい字を書くために
書き始めが大事!「トン」と置き、一度止まってから
スーっと線をひきましょう

============================

 

本日はここまでです。

いかがでしたか?
今回は特に即効性がある美文字ポイントをお伝えしました。

ご自身で練習される際はまずは「お名前」から練習してみてください。
お名前をきれいに書けるようになると、今までよりもっと、こ自身の名前を好きになる方が多いです。
SUIBI式美文字ポイントを読みながら、慌てずゆっくり丁寧に書いてみてくださいね。

1日1分でも良いので、最初はご自身のお名前練習から始め、社名や住所など、使用頻度の高い順に練習してみましょう。
人前でも自信を持って書けるようになれば嬉しいですよね。
字に向き合い、書くことを楽しみ、書くことで癒されていただけたら幸いです。

本日も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
次回はもぜひお楽しみに!

萃美

北海道帯広市出身。上智大学経済学部卒。6歳から書を学ぶ。

大学卒業後単身渡米し、四大監査法人ニューヨーク本社にて会計監査人として勤務。交通事故がきっかけで人生を見つめ直し帰国。現在は書道アーティストとして国内外に書道サービスを提供しながら、普段書と接する機会の少ない人にも響くようなアートとしての書や、書の新たな可能性を追求し、その魅力を発信し続けている。株式会社スカイスタジオ代表取締役。3児の母。

電話番号:03-5843-8915

FAX:020-4664-2230

メールアドレス:info@iamsuibi.com

ホームページ:http://www.iamsuibi.com

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

おすすめのたしなみ