Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべき美しい文字の書き方

第5回:SUIBI式ペン字レッスン《美しく見える字のバランス②:点画の間隔を均等にしましょう》

皆さまこんにちは!

前回から少し時間が経ってしまいましたが、SUIBI式大人のペン字レッスンも第5回目となりました。
前回からは数回にかけて、
「短期間で美文字に仕上げるコツ」をお伝えしています。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。

美文字に見せる「コツ」を知っていれば、今よりももっと美しい字を書くことができますので、どうか諦めないでくださいね。

今回は《SUIBI式・短期間で美文字に仕上げるコツ》のうち
線と線の「間隔」について丁寧にお伝えします。
ぜひ紙とペンをご用意してお読みください。

 

 

【美しく見える字のバランス②:点画の間隔を均等にしましょう!】

「丁寧に線を書いているのに、なんだかバランスが悪い字だな〜」
と感じたことはありませんか?

1画1画慎重に書いているのにも関わらず、字全体のバランスが悪い・・・
そんな時は
《線と線の空間のバランスに問題がある》
可能性が高いです。

「線と線の空間、間隔が均等」とはどういうことでしょうか。
下の字を見比べてみてください。

左側青色の「創」「様」は、線と線の間隔が均等ではなかったり、空間が潰れてしまっています。
対する右側オレンジ色の方は、間隔が均等になっているため、まとまりのある整った字という印象を受けます。

せっかく1画1画丁寧に書いても、間隔が揃っていなかったり空間が潰れてしまっていると非常に残念な字となってしまいます・・・
これからは「間隔」にもぜひ意識を向けてみてくださいね。
それだけで劇的に美文字になりますよ!

 

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SUIBI式・美文字ポイント②

整った字を書くために、
「線と線の間隔・空間を均等に」なるよう心がけましょう!

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他にも今回のポイントが使える字をご紹介しましょう。

このように、横画の多い漢字は間隔が均等になるよう気をつけると美しく見えます。
書く際にちょっと意識するだけですぐに取り入れられる美文字ポイントとなりますので、
ぜひ試してみてくださいね。

 

本日はここまでです。

いかがでしたか?
美文字になるためのポイントはたくさんありますが、
1つ1つ見てみると、実はそれほど難しくはありません。

ご自身で練習される際は、まずはお名前の字から始めてみてください。
SUIBI式美文字ポイントを読みながら、慌てずゆっくり丁寧に書いてみましょう。
急いで書いてしまってはいけませんよ〜
お名前のお手本など必要な方は是非「こちらから」萃美までご連絡くださいね。

 

先日のプライベートレッスンでは、すでに字がお上手な方がいらっしゃいました。
私自身、「十分美しい字だから受講しなくてもいいのでは?」とも感じましたが、ご本人のご希望で1dayレッスンを受講したところ更に美しくなってビックリ!
1回2時間程度のレッスンでもしっかり上達できます。

人前でも自信を持って字を書けるようになれば、多くの生徒さんがご感想くださるように今よりももっとご自身のお名前を好きになれます。
字に向き合い、書くことを楽しんでくだされば幸いです。

 

本日も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
次回はもぜひお楽しみに!

30度超えの日が続きますが、北海道出身の私は東京の夏が特に苦手で・・・
どうぞ皆様も、体調など崩されませんようくれぐれもご自愛くださいませ。

萃美

北海道帯広市出身。上智大学経済学部卒。6歳から書を学ぶ。

大学卒業後単身渡米し、四大監査法人ニューヨーク本社にて会計監査人として勤務。交通事故がきっかけで人生を見つめ直し帰国。現在は書道アーティストとして国内外に書道サービスを提供しながら、普段書と接する機会の少ない人にも響くようなアートとしての書や、書の新たな可能性を追求し、その魅力を発信し続けている。株式会社スカイスタジオ代表取締役。3児の母。

電話番号:03-5843-8915

FAX:020-4664-2230

メールアドレス:info@iamsuibi.com

ホームページ:http://www.iamsuibi.com

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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