Challenge of the gentleman

紳士のチャレンジ

紳士のチャレンジでは、男が紳士になるために経験すべきテーマについて、
編集長、山之上友が体当たりでチャレンジしていきます。

オーダースーツにチャレンジ

<後編>パターンオーダー「完成・試着」〜番外編〜

(本章は、男子專科本誌 編集部員がチャレンジした、その番外編)

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【番外編:男子專科本誌 編集部員によるチャレンジ】

今日は、この前作ったスーツをミユキに父さんが取りに行くんだって。なんかスーツに興味は無かったんだけど今回もついて行こうかな? どんな感じで僕たちを待っていてくれるのかな?

 

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あっ? この前お世話になったデザイナーの村岡さんだ。
まずは、ズボンを履いてみる。なんかお父さん、足が長く見えるな~。村岡さんに「似合ってますよ!」と言われ父さん照れてるし。

 

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次はベスト。あれ?結構キツキツに見えるけど大丈夫? 肩幅と胸板気にしていたからなあ? でも村岡さんは余裕の笑顔!

 

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そしてジャケットを着てみる。きつく感じているベストの上にさらにジャケットかあ~。お父さんも半信半疑で着てる感じだけど…。あっ? チンツ加工の生地、いいなあ~。

 

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鏡で確認してるお父さん。あれ? なんかいい感じがするって顔になった。上下のバランスが悪いって言ってた割にはしっくりきてるのかな? 村岡さんもそっと後ろからチェックしてるみたい。

 

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お父さんなかなか似合ってるじゃない? ちょっとキツ目で気になっていたけどこんな感じでぴったり仕上がるんだ! あの繊細な採寸作業がこうなるんだね!

 

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正面から見ても凄くすっきりしてる感じがするよ! お父さん、なんかとっても嬉しいって顔してるよ。そしてデザイナーの村岡さんと2ショット! 他の仕立てでもこんなに嬉しい顔するの? お父さん!

 

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でもお父さん、やっぱり肩幅と胸板気になるのかな? 肩パットがしっかりしてるせいか前着ていたスーツみたくバランス悪くないし、僕は好きなんだけどな?お父さんはしきりに村岡さんに流行なんですか? って聞いてる。

 

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こだわっていたボタン。本当だ! かっこいい! 細かい所に気を使うお父さんってなんかいいな! そしてそれに答えてくれるデザイナーさん達って改めて凄いなと思う。

 

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お父さん! 裏地も見せて? お洒落だな! 見えないところにまでに手を入れるところが「ダンディズム」なんだって!

 

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この背広に関わってくれた2人と記念撮影。このお二人がいなかったら、この素敵なスーツは生まれなかったんだよね! 1着のスーツにこだわった人たちの満足感がこのショットから滲みでてる気がするよ!

 

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お父さんは、自分の憧れと思い出のデザイナー村岡氏にスーツを仕立ててもらい本当に嬉しそうでした! そして今回その現場に立ち会った息子さんは、お父さんの受け取ったスーツを見ながら、次は自分もこだわりのスーツをミユキで作って見たいと心に思うのでした!

KATSUSHIGE MURAOKA PLUS7

東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
新宿髙島屋 5F

ショップのご紹介

村岡勝重
“タケオキクチ”のブランドで知られる菊池武夫氏に師事後、自身で「イン&ヤン」のブランドを設立する。モードとクラシックを見事に調和させ、独自の感性に裏打ちされたデザイニングに魅了される人は少なくない。

http://www.miyuki-hanbai.co.jp/brands/katsushigemuraokaplus7/index.html

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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