Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべきチェスのダンディズム

チェスと経営

皆様、こんにちは。

(株)Chess4japan代表取締役の横谷です。

昨年10月にアメリカの動画配信大手NETFLIXで配信されたチェスを題材にした「The Queen’s Gambit」は4週間で6200万世帯が視聴しチェスブームを起こしています。

NETFLIXの2020年10-12 月期決算は売上高が前年同期比22%増の66億4444万ドル(6900億円)。会員数は2億366万人に達し過去最高を更新することに寄与しました。

今日はチェスと経営について。

『チームビルディング』

チェスは6種類のコマがあります。その位置を含め全てに明確な役割と必要性があります。

キングを守るために真横にクィーンがいてビショップが調整役というように。

ビジネスでもただ目立つ人を配置するだけでなく助言する人、分析する人、調整役、成果を最大限に発揮できる人、発信する人が必要です。全員が各自の役割、期待されていることを認識することで互いのパフォーマンスが劇的に良くなります。

また初めに成功した道筋が必ずしもそのまま続くとは限りません。自分の強みを知ること、弱点を知ること、相手を知ること、数え切れないほど試行錯誤をしてその分析と結果が少し先の未来を決定付けます。

つまり目標と目標を達成するまでのアプローチと意志がその後の結果を決定づけます。

また何が起こっても融通を効かせる柔軟性も大切です。

 

『先を読む』

私はチェスを通じて結果を出すためにゴールから逆算して考える習慣が身につきました。

ビジネスが完成した図を頭に描き、具体的に数値化する、何が足りないのか、無駄な動きは何だったのか、はっきりと見えてきたら3か月〜半年、翌年の目標を定めます。

無駄な動きといえば実際にチェスで不注意でコマを無駄に動かし相手に取られてしまうこともあるわけです。

そうならないよう必ず振り返る、また2つ目の戦略を必ず立てておく。

時間もエネルギーも省け、先がクリアに見えてきます。

 

『経てを営む』

これを繰り返してゆくと、面白いほど自分の弱点も見えてきます。チェスでは弱点を完全に理解しておきます。

私は苦手分野は「他者に任せる」ことにしています。

自分で全てをかかえているわけにもゆかないのでここはあっさりとお願いしてしまいます。

その方が上手くビジネスが回ることも学びました。

そのためでしょうか、お会いする方々の長所を見極めること、チェスレッスンでも受講される方の強みを引き出すことが得意です。強みを日常に活かしていただけば良いのでただチェスが強ければ良いとは思っていません。

経営は ”経てを営む”と書きますが中庸でぶれず、自由自在に三方良しで営むこと(行動に表すこと)、心の経営なのだと実感しています。

 

昨年末にチェスコンシェルジュ協会Crystal Houseを設立しました。

chess-conceirge.com

チェスとビジネスをリンクする☆チェスレッスンのお申し込みは

chess4japan.com まで♪

 

 

 

 

横谷 慈

一般社団法人チェスコンシェルジュ協会代表理事

株式会社 Chess for Japan 代表取締役

イギリス帰国子女 チェスを通じて友人を作る

聖心女子大学卒業

大学卒業後通訳を経て医学部精神医学教室で2年の研修後、都内の病院にて心理士として勤務。帰国子女のカウンセリングを主に行う。配偶者の海外転勤に伴いイギリス、オーストリア、ハンガリーに住む。在外公館にて要人との接客に携わりチェスのある文化に親しむ。ティーインストラクターとして10年間大使館や企業でティーセミナーを開催。2018年(株)チェスフォージャパンを設立。同年5月に自由が丘・12月に広尾クィーンズチェススクールを開校。2020年9月那須クィーンズチェススクール開校。女性限定のプライベートチェスレッスン、チェスコンシェルジュ®養成、小学生対象のチェス・ラボを行う。2020年10月男性プライベートレッスン2020年11月キッズチェスコンシェルジュ™オンライン講座、Chess Therapy ™ 講座

3児の母

 

HP  https://chess4japan.com

Instagram https://www.instagram.com/chess_and_tea/

 

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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