紳士が知るべき予防医学
第5回 運動と健康
今日のテーマは【運動】です!
運動することは健康に良いであろう!なんてことは皆さんご存知のことかと思います。でも知っててもなかなか行動出来ない方が多いのではないでしょうか?また、どんな運動をしたらいいのかわからないなんて話も耳にします。ここでは、なぜ運動すると健康への1歩になるのか、どんな運動がいいのかということを伝えられたらと思います。
まず運動にも種類があります。聞いたことある人も多いと思いますが、有酸素運動と無酸素運動ですね!
- 有酸素運動‥ウォーキングやジョギングなどが代表例になります。食事で摂取した糖質は肝臓や筋肉に蓄えられます。運動する際にその糖質を分解してエネルギーに変換します。しかし、貯蔵してある糖質だけではエネルギー不足になり長時間の運動が困難になるため、貯蔵してあった脂肪を酸素を取り入れながら使い、分解してエネルギーを得るのです。つまり、脂肪燃焼が期待できます。
- 無酸素運動‥短距離走や筋力トレーニングが代表例となります。筋肉を収縮させるためのエネルギーを酸素を使わずに作り出します。そのため乳酸が溜まりますが、筋肉増強や基礎代謝の向上が期待できます。
では、健康のためにはどちらの運動方法がいいのでしょうか?
答えは‥
両方です!!
当たり前なんですが、
内臓脂肪が多いと生活習慣病の発症リスクが高まります。内臓周辺に蓄積する脂肪が多くなり、血液中の脂質濃度を高めドロドロな血液になってしまいます。また膵臓から分泌されるインスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きを悪くするため、血糖値が上昇しやすいのです。
そのため内臓脂肪を減らすためには、先程もお伝えしたように有酸素運動が効果的です!
また、筋肉がしっかりしていなければ有酸素運動を続けることも出来ません。そのために筋肉が必要です。筋肉増強のためには無酸素運動が必要となります。また基礎代謝が増えるので消費カロリーも増え、太りにくい体質作りにも繋がるんです!!
しかし、高血圧の方は過負荷の無酸素運動を急激に行うことで、血圧が上昇し心疾患や脳卒中の発症というリスクも考えられるので無理は禁物ですね!
自分に適した運動が見つかり、継続するこが大切です!具体的な運動方法がわからない人は専門家に聞くことをおすすめします。誤ったフォームで運動を続けて、怪我をしてしまったら運動どころではなくなってしまいますからね!
自分のために、大切な人のために運動を始めてみませんか??
平成26年理学療法士免許取得
Bobath基礎講習会コース修了
資生堂化粧セラピスト取得
メディカルアロマインストラクター
&Therapist代表
回復期病院に5年勤務し、主に脳血管疾患・整形疾患のリハビリテーションを実施。理学療法士・予防医学を伝えたくBeauty Japanに出場。
2019Beauty Japanコンテスト東京大会にて「男子専科賞」受賞
2019Beauty Japanコンテスト日本大会にて「モストインフルエンシャルオブザイヤー賞」受賞
【自分の健康は自分で守る】
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