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紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべき予防医学

第6回 脳卒中って?

先日、京都に行ってきました!

 

 

 

 

さて、今回のテーマは脳卒中についてです。

 誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?実は脳卒中は疾患名ではなく、疾患の総称なのです。

 脳卒中は大きく分類分けすると、

・脳出血

・脳梗塞

・くも膜下出血

 

に分類されます。

 

 脳出血は脳の中を走る動脈が破裂し、出血することです。脳梗塞は脳の中を走る動脈が閉塞し、血液が滞ってしまうことをいいます。くも膜下出血とは、脳の表面の膜と脳の空間に存在する血管が切れて出血することです。これらをまとめて、脳卒中と一般的には呼ばれます。

 

 ここで日本の3大死因ってご存知ですか?2018年度に厚生労働省が発表した結果ですが、

1位 悪性新生物(腫瘍)

2位 心疾患

3位 老衰

2017年までは3位が脳血管疾患でした。このことから考えられることは、脳卒中を発症しても一命を取り留めることができるようになりつつあるというこです。

 

しかし、日本の寝たきりになるリスクが高い原因の1位は脳卒中です。つまり、後遺症をもって生活をする方が多いということです。ですから今後の課題は、健康寿命(元気に自立して過ごせる期間)を伸ばすことだと思います。人生100年時代。最期の時まで自分のことは自分でできるように予防していくことが大切です。そのために、今回は脳卒中についてお伝えしていきます。

 

 では、脳卒中を発症しないためにはどうしたらいいのでしょうか。予防で最も大切なことは、<高血圧を防ぐ>ことです。血圧が高ければ高いほど、脳卒中発症リスクは高まります。すでに高血圧だと診断されている方は、通院・服薬をしっかりと続けて下さい。

 

 また食事面では、塩分の取りすぎに注意して下さい。塩分の過剰摂取で体内にナトリウム・水分を溜め込みやすくなります。そのため、血液量が増え、心臓へ負担がかかり血圧が高くなってしまいます。ですから、体内の余分なナトリウムを排出するためにカリウムを多く含む食品を食べてみて下さい。

例えば・・・

・ほうれん草

・アボカド

・さつまいも

 

などなど。

 

 

カリウムがいい!からといって過剰摂取には気を付けて下さい。特に腎臓の機能が低下しているかたは要注意です。カリウムは多くが尿中に排出されますが、腎臓の機能が低下している方はカリウムが上手に排出されにくく、高カリウム血症になってしまうリスクが考えられるからです。偏った食事には注意が必要です。

 

 次に高血圧の予防として運動をおすすめします。運動は筋力トレーニングなどの無酸素運動ではなく、ウォーキングなどの有酸素運動の方が適しています。運動することで血管内皮機能が改善され、降圧効果が得られるといわれています。また運動することで血圧を下げる物質が分泌されます。そのため適度な運動も高血圧予防には必要です。

 

 ここまで血圧について述べてきましたが、実際に皆さん普段の自分の血圧がどれくらいかご存知でしょうか?なかなか測定する機会がなく、知らない人が多いのではないでしょうか。ご自宅でも簡単に血圧は測定できますので、一度自分の血圧の数値を知るのも健康へのステップだと思いますよ。

 

平成26年理学療法士免許取得

Bobath基礎講習会コース修了

資生堂化粧セラピスト取得

メディカルアロマインストラクター

&Therapist代表

 

 

回復期病院に5年勤務し、主に脳血管疾患・整形疾患のリハビリテーションを実施。理学療法士・予防医学を伝えたくBeauty Japanに出場。

2019Beauty Japanコンテスト東京大会にて「男子専科賞」受賞

2019Beauty Japanコンテスト日本大会にて「モストインフルエンシャルオブザイヤー賞」受賞

【自分の健康は自分で守る】

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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