Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべき魅惑のモロッコ

③おさえておくべき有名スポットPart2

みなさん、Salam Alaykum!
第3回『紳士が知るべき魅惑のモロッコ』では、前回に引き続きおさえておきたいモロッコのマスト観光スポットをご紹介致します。
◼️迷宮都市フェス
フェスのメディナ(旧市街)は入りくんだ細い路地が多く、迷路のようになっていることから『迷宮都市』と呼ばれています。そのため、ご自分での観光が不安な方は現地のガイドさんにお願いすることをおすすめします。迷子になることも旅の醍醐味!そこも含めて楽しみたい方には、メインとなる通り、ランドマークをおさえておけば対処できますので、お伝えしていきたいと思います。

まずは絶対に外せない迷宮都市への入口にそびえ立つ『ブルーゲート』

外側は名前の通りブルーですが、実は反対側はブルーではありません。しかし、どちらも見応えがあり綺麗なので現地へ赴かれた際はチェックしてみてくださいね。
さて、ガイドをお願いする場合には、この門の周辺で見つけることができます。ただし、対応言語が英語、フランス語、スペイン語、アラビア語となります。値段も交渉次第です。また、正規のガイドさんは証明書を所持(首からカードのようなものを下げています)していますので、忘れずに確認をしましょう。日本語希望の場合は、旅行エージェントを通して事前に予約することをおすすめします。
さぁ、この門をくぐると迷宮都市の始まりです。そのまま道に沿って進むことも可能ですが、1本目の路地を左に曲がり、下って行くと次のランドマークがあります。路地に入る目印は左手にあるLaPalmaというカフェ(以前はレストランでしたが2020年10月からカフェになりました)です。路地を入るとスーク(市場)になっています。この通りに沿って歩き続けると一周してまたブルーゲートへと戻ります。非常に大事なルートとなりますので、覚えておくと良いでしょう。

ここを少し下ると、右手に神学校『ブー・イナニア・マドラサ』があります。

14世紀にブー・イナニア王によって建てられたマリーン朝最大の神学校で世界遺産です。うっかりしていると見逃してしまう程、小さな入口ですが、中は広場になっており、真ん中に噴水があります。壁面の幾何学模様やタイルのモザイクも見所です。
次に目指すはメインの写真にも使用しています『カラウィン・モスク』。同じスークの通りを下っていくと、右手に商店街が見えてきますので、そちらに入り進んで行きます。その突き当たりに『カラウィン・モスク』があります。残念ながら異教徒(イスラム教徒以外)は中に入ることができませんが、外から少しだけ中の様子を見ることができます。
この近くに有名なフレッシュジュースのお店がありますので、見つけた方は是非トライしてみてくださいね。アボカドジュースがおすすめです。
この3点をおさえておけば、迷子になっても対処は可能ではないでしょうか。
フェスの見所は他にもありますので、簡単にご紹介しておきます。
皮なめし場『タンネリ』

メディナを一望できる『マリーン朝の墓地(丘)』

ゴールドの門が印象的な『王宮』

みなさん、迷宮都市フェスはいかがでしたでしょうか。では、また次回お会いしましょう。

MIDORI

兵庫県出身。神戸女学院大学卒業。

現在は企業に勤める傍ら、アクセサリー作家として活動中。

大学卒業後は某メガバンクに勤務。プライベートでは海外旅行に魅了され、休みを見つけては旅立っていた。気づけば渡航歴25ヵ国!

その25ヵ国目のモロッコで運命の出逢いがあり、第二の故郷となる。

『日本とモロッコの架け橋』になるべく、モロッコの魅力を伝えようと一念発起し『Beauty Japan関西大会2020』にチャレンジ。

関西大会では本執筆権利を得る『男子専科賞』を受賞。

モロッコの魅力をご紹介しつつ、他ではあまり知ることのない経験談も交えてお伝えします。

 

Instagram

https://www.instagram.com/amorah_midori

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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