Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべき魅惑のモロッコ

⑦青の街シェフシャウエン

みなさん、Salam Alaykum!
第7回『紳士が知るべき魅惑のモロッコ』では、大人気!青の街シェフシャウエンを含むモロッコ北部の街をご紹介します。では早速、本題にいきましょう。

1️⃣青の街シェフシャウエン
街全体が青く染められたモロッコ北部に位置するシェフシャウエン。ここは日本人のみならず、ヨーロッパ各国からもたくさんの観光客が訪れます。モロッコ国内でも人気の高い街です。

実はこんなに観光地として人気が出たのはここ10年程の話。シェフシャウエンの名前の由来としては、『角(つの)』を意味するベルベル語‘’イシャウエン‘’から派生したと言われています(他諸説あり)。
そして『なぜ街全体が青いのか』についても諸説あり、実際のところはどれが本当なのかよくわかりません。ただ有力とされているのが、1人が家の外壁を青く塗ったところ、それを気に入った住人が真似て青く塗装し、順々に広がっていったというもの。範囲が広がるに連れて青い街としての人気も上がっていったんだとか。

コロナ流行以前の街はとても活気に溢れ、観光客にとってとても過ごしやすい街でした。お店や建物、その1つ1つがとても華やかでどこを切り取っても絵になる素敵な街です。
そんな青い街を見渡せるとっておきの場所があるんです!小高い山の上にスペイン教会があり、そこから街の全貌を見ることができます。川に沿って北上して行くと、山の麓にたどり着きます。そこを登って行くとスペイン教会へ行けます。一本道で道順は至ってシンプル。軽装でも問題なく登れますが、足場が悪い部分もあるので、歩きやすい靴をお勧めします。

また街だけではなく、青にこだわったリヤド(宿)もあり、滞在中ずっと青い世界に浸ることができますよ。

2️⃣白の街テトゥアン

シェフシャウエンからCTMバスで1時間ほど行ったところに白の街テトゥアンがあります。シェフシャウエンに比べて知名度はあまりないようですが、ゆったりした空気間で個人的にはお気に入りの街です。スペインの影響か白い建物が多く、勝手に白の街と称しています。

乗り合いタクシーでビーチのあるマルティルへも簡単にアクセスできます。旅程に余裕があれば是非お立ち寄りください。

以上、第7回『紳士が知るべき魅惑のモロッコ』では、モロッコ北部の都市をご紹介しました。文面より写真の方が魅力が伝わるのではと、今回は写真を多めにしました。モロッコの魅力がまた一段と伝わったのではないでしょうか。
では、また次回お会いしましょう。

MIDORI

兵庫県出身。神戸女学院大学卒業。

現在は企業に勤める傍ら、アクセサリー作家として活動中。

大学卒業後は某メガバンクに勤務。プライベートでは海外旅行に魅了され、休みを見つけては旅立っていた。気づけば渡航歴25ヵ国!

その25ヵ国目のモロッコで運命の出逢いがあり、第二の故郷となる。

『日本とモロッコの架け橋』になるべく、モロッコの魅力を伝えようと一念発起し『Beauty Japan関西大会2020』にチャレンジ。

関西大会では本執筆権利を得る『男子専科賞』を受賞。

モロッコの魅力をご紹介しつつ、他ではあまり知ることのない経験談も交えてお伝えします。

 

Instagram

https://www.instagram.com/amorah_midori

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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