Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべき魅惑のモロッコ

①魅惑のモロッコ

みなさん、

Salam Alaykum(サラマリーコム≒こんにちは)!!

ついに始まりました、『紳士が知るべき魅惑のモロッコ』。全12回を予定しております。最後までお付き合い頂けると幸いです。

最近は、旅行先として人気が出てきているモロッコ。どんなイメージをお持ちですか?モロッコについて話を進めていると、「モンゴルと勘違いしていた」や「モナコと思っていた」と言われることも少なくありません。日本から遥か遠くにあるモロッコ、すぐにイメージが沸かないのも理解できます。

まず、モロッコはアフリカ大陸の最北西端にあります。ジブラルタル海峡を挟んでスペインの南に位置します。海、山、砂漠もありいろんな楽しみ方ができる国です。海に纏わる物といえば、『モロッコ産のタコ』が有名です。モロッコではタコを見掛けたことはありませんが、遠く離れた日本のスーパーマーケットで『モロッコ産のタコ』をよく見掛けます。スーパーマーケットへお出掛けの際は、是非チェックしてみてくださいね。

首都はラバト。このエリアには各国の大使館が集まります。日本の大使館も、もちろんここにあります。お手続きやお困りの際は、遠慮なく連絡してみましょう。丁寧に対応してくださいます。

日本との時差は9時間、サマータイム制を取っており、サマータイムは8時間となります。切り替わりの時は、次の日突然1時間のずれが生じるので、把握しておかなければ驚きますね。切り替わりの時期にご旅行される際はバスや電車に遅れないよう確認しておく必要があります。

気候はというと、年中暑いイメージを持ちがちですが、緯度は日本と差ほどかわりません。そのため夏は暑く、冬は寒いです。暑い日には、40度近くになることもありますが、湿気がない分、体感的にはそこまでかもしれません。冬は地域によっては、雪も降ります。春や秋を感じられる時期は短いですが、『四季』があり、年中を通してメリハリのある気候だと言えます。

 ここからはモロッコへのアクセス方法です。日本から遥か彼方に位置するモロッコへは、残念ながら直行便はありません。空の玄関口である商業都市『カサブランカ』へは、出発地によって1~3回の乗継が必要となります。どのルートでも移動は乗継を含めて約20時間掛かります。

ルートは大きくわけて2つ。ヨーロッパ経由と中東経由です。ヨーロッパ経由の場合、パリやイタリア、トルコ等での乗継が多いようです。中東経由の場合、UAE(ドバイ、アブダビ)やカタールでの乗継が主流です。

先ほど通貨については触れませんでしたが、ここで少し注意が必要なので言及しておきます。モロッコの通貨は『ディルハム』です。UAE(ドバイやアブダビ)でも同じく『ディルハム』が流通しています。が、この2つは全く別物です。そのため、もちろん相場も違います。乗継の際に使おうと思っても使えませんので、中東経由の場合は混同しないように気を付けましょう。

 私は関西在住ですので、以下の方法で渡航していました。参考までにルートを載せておきます。(※現在はコロナの影響を受けて、変更が多々あると思いますので、お気をつけください。)

ターキッシュエアライン【伊丹→成田→イスタンブール→カサブランカ】

エアチャイナ【関空→上海→パリ→カサブランカ】

エティハド【伊丹→成田→アブダビ→カサブランカ】

※日本からの渡航手段です。ヨーロッパからの場合は、LCC等もあり、カサブランカ以外の都市からも入国することが可能です。

 第1回『魅惑のモロッコ』ではイントロダクションとして、モロッコの概略をお伝えしました。次回は観光名所の紹介を予定しております。またお会いしましょう。

 

MIDORI

兵庫県出身。神戸女学院大学卒業。

現在は企業に勤める傍ら、アクセサリー作家として活動中。

大学卒業後は某メガバンクに勤務。プライベートでは海外旅行に魅了され、休みを見つけては旅立っていた。気づけば渡航歴25ヵ国!

その25ヵ国目のモロッコで運命の出逢いがあり、第二の故郷となる。

『日本とモロッコの架け橋』になるべく、モロッコの魅力を伝えようと一念発起し『Beauty Japan関西大会2020』にチャレンジ。

関西大会では本執筆権利を得る『男子専科賞』を受賞。

モロッコの魅力をご紹介しつつ、他ではあまり知ることのない経験談も交えてお伝えします。

 

Instagram

https://www.instagram.com/amorah_midori

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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