Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべきデート店

葉隠(渋谷)【西側エリアの焼きトンの名店で普段着デート】

2人での予約がそもそもとれない。
建物は古く、急で壊れそうな階段を上った二階がお店だ。
箸はない。
串2本があなたのお箸だ。
大将は寡黙、女将さんは下町のおばちゃん、そのものだ。
お酒はビールと栗焼酎。
選択肢は多くない。
全くもってデート向きではない店である。
では、なぜお勧めするのかって?
美味いからである。
味のレベルに対してのコスパが、抜群だからだ。
大きめの串なので、全て一本で色々頼んでみよう。
串から肉を離す、なかなかの重作業だが、それもまた乙である。
レバー、テッポウ、ハツ、つくね、タン、ナンコツ、カシラ。
塩、タレはお任せで。
野菜もお好みで幾つか入れようか。
この店にお連れすると、レディーの色んな面が見えてくる。
お金だけかかる金食いレディーか、あなたに寄り添う本命レディーか。
実にデート向きな(笑)名店である。

葉隠
住所:東京都渋谷区渋谷2-8-11
電話:03-3400-3294
定休日:日曜・祝日
予算:¥4,000~¥4,999
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13012940/


山之上 友

男子専科STYLE編集長。
1年365 ⽇、ほぼ外⾷。
⾼くて美味い店も⾏くけれど、レディーを幸せにする、コスパの良い店のみ常連に。
1人1万円程度ででおさまる、外さない⼤⼈のデート店をご紹介。

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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