Challenge of the gentleman

紳士のチャレンジ

マイフェアレディプロジェクトにチャレンジ

意外と見られている?お寿司屋さんでのマナー教室


今回のマイフェアレディプロジェクト企画はお寿司屋さんでのマナー教室です。
デートやお食事会の際、意外と見られているお寿司屋さんでのマナーや立ち振る舞い、知っておきたい豆知識などを教えてもらいます。
お店は麻布十番にあるお寿司屋さん「秦野よしき」。
こだわりの江戸前寿司は、見た目もお味も素晴らしく人気店です。

 

今回参加したメンバーは4名。
左から小松麻衣子、北岡加奈、加藤麻由、近藤みづきがカウンターに並びます。

 


今回お寿司を握ってくれる大将です。
家庭科教諭の母の影響で料理に興味を持ち、中学時代はイタリアンの料理人に憧れたのだとか。
赤坂と銀座の老舗で経験を積んだ後アメリカ、ハワイ・コナ島に渡り、現地での調理指導の経験があるため、英語での接客もできます!!
独立して、自身の寿司ケータリングや、寿司店のプロデュース業を経て28歳で麻布十番に「すし道」をオープン。2015年6月に、店名を改め現在の「鮨職人 秦野よしき」の大将となりました。

 

今回は大将にお任せのコースを注文しました。
美味しいお椀ものが続々と出されます。
一つ一つがとても丁寧な味わいです!

 

やはりお寿司には日本酒が相性抜群。
こちらは左が純米吟醸「AKABU 」、右が純米素濾過「高千代」。
すっきりとした飲み口です。

 


お寿司屋さんは板前さんとお客の双方で作り上げる空間。
カウンターの中から見て気が付く点や、注意すべき点を尋ねてみました。
まず、香りの強い香水や、周りに構わず喫煙したりするのはNG。
せっかくの新鮮な素材の味わいの邪魔になってしまうだけでなく、周りの人への最低限のマナーですね。
胸元が大きく開いた服装も控えたほうが良いそうです。
和の雰囲気を素敵に演出できる和服は、所作そのものも美しく見えてオススメ。
そしてでてきたお寿司は、乾いてしまう前に出来るだけ早くいただきましょう。

 


お話を伺いながら大将がお寿司を握り始めました。
アットホームな雰囲気なのに仕事は非常に洗練されている大将。
捨てシャリはしないで、一度に決まって同じ量を取っています!
ここでメンバーから質問。
「出されたお寿司は手で食べた方がいいのでしょうか?」
正解は好きな方で構わないそうです。
手で食べた方が粋なようにも見えますが、女性は箸で食べている姿も美しいのでどちらでも良いそうです。
もし手で食べる場合は、必ず清潔な手を使うようにしましょう。
「お客様を綺麗に食べさせてあげるように見せるのも仕事です。お寿司を揃えて置いたり、汚れを拭き取ったり..」と話す大将。素敵です!

 


思わず笑みがこぼれるほど美味な握りばかり続きます。
そしてお寿司をいただきながら大将から「江戸前寿司」について教えてもらいました。
江戸前寿司の元祖は笹の葉寿司、箱寿司、サバ棒寿司、木の葉寿司などの大阪寿司。
大阪の酢を使ったサバ棒寿司などが江戸に届くのには約2週間程かかり、江戸の人間が口にする頃にはお酢はいい具合に熟成されていました。
気が短い江戸っ子は、約2週間も待たずにすぐ食べたい!!
ということで、寿司職人 華屋与兵衛が中野又左衛門に頼んで作られたのが山吹(赤酢)だったのです。
その中野又左衛門というのが初代ミツカン創業者のことで、今でも「ミツカン中野酢」というネーミングが引き継がれています。

 


今まで何気なく食べていた江戸前寿司ですが、こんな歴史があったことにメンバーも驚き。
そして丁寧に手の込んだ仕事がしてある江戸前寿司は、口に含んだ瞬間複合的なハーモニーを奏で、大将は新たな日本酒を2つ勧めてくれました。
純米大吟醸「醸し人九平次」と大吟醸「龍力 米のささやき」です。
柔らかで色っぽいお味です。

 


そして気がつくと大将はみんな大好きな穴子を切り分けていました!
メンバーのテンションもマックス!!

 


フワフワの白子と穴子の握りに感動!
空気を入れ込んでシャリの下部分を上手く閉じることで、更にフワフワ感が増した食感に。「食べるときにバラバラにならないのがいいお寿司なのです!」と大将。
女の子にとってはつい構えてしまうお寿司屋さんですが、カウンターの内も外も、気持ちよくコミュニケーションを取って楽しむことがお寿司屋さんの醍醐味でもあると気付かされた夜でした。

 

logo_tate02

鮨職人 秦野よしき

東京都港区六本木5-11-25鳥居坂アネックス3階

お店のご紹介

江戸前の伝統にこだわった鮓をくつろいで楽しむことができる人気店。
幅広いシーンで使うことができるように2種類の部屋が用意されている。
店主のおしゃべりを楽しみつつ、目の前で握る鮓は絶品。

www.sushi-syoku.com

 

『マイフェアレディプロジェクト』では選抜された前期5名、後期5名の計10名の女の子に映画「マイフェアレディ」のように成熟した魅力的な大人の女性を目指すべく、様々な企画に挑戦してもらいその成長を密着レポートしていきます。
外面の美しさだけでなく、内面からも滲み出る本物の女に成長してもらうためのプログラムをオーガナイズするのは、輝く女性を応援し自ら様々なセミナー講師も務める「キラポジ女性塾」代表&キラポジプロデューサー福井美由起さん。
10人の女の子達は、プログラムを通してどんなレディへの成長ストーリーを見せてくれるのでしょうか。

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

おすすめのチャレンジ