Challenge of the gentleman

紳士のチャレンジ

マイフェアレディプロジェクトにチャレンジ

料理教室企画<Vol.1> カンタンなのに、まるでレストラン風『鳥のササミ肉のカルパッチョ』レシピ

今回のマイフェアレディプロジェクトは料理教室編です。
素敵なレディになるのに欠かすことが出来ない、料理の腕を磨いていきたいと思います。 今回は様々なスタイルの料理教室を行っている「成城の食卓」(http://www.seijo-shokutaku.com)で教わります。

 

閑静な住宅街の中にある成城の食卓は通常、プライベートレストランとしても営業しています。中に入るとすでに素敵なテーブルセッティングが施されていました。
あたたかい木のぬくもりのある空間は、まるで友人宅に来ているかのようです!

 

料理教室に参加するメンバーは、小松麻衣子、近藤みづき、加藤麻由、北岡加奈の4名です。
エプロン姿で集合。

 

教えてくださるのはシェフの山口さん。
成城生まれの成城育ちです。
1960年創業の「レストランキャンティ」に9年間勤務された後、港区 芝のアルモニコ(旧レストランLVV)の料理長として9年間勤務。
2009年、日本人に合ったイタリア料理をコンセプトに、料理教室・ケータリングをメインとした「成城の食卓」をオープンしました。

 

料理が上手になるためのコツを聞いてみると「まずは食べることが好きなこと」。
そして食材によって、道具の使い方などを上手に使い分けていくことも大切なんだそうです。
そういった部分も合わせて教えてもらえるそうなので、とっても楽しみです。
今回は、簡単にできて男性に喜んでもらえる料理を教えてください!とお願いしました。
山口さんが提案してくれたメニューは

 

 

  • 『鳥のササミ肉のカルパッチョ』
  • 『トスカーナ風ミネストローネ』
  • 『サルシッチャとブロッコリーのオレキエッテ』の3品。

     

    レストランで出てくるようなお洒落なメニューが並び、美味しくできるか少し不安気なメンバーの様子を見て「どれも失敗しにくいメニューなので大丈夫ですよ!」と声をかけてくださいました。
    それを聞いてメンバーも少し安心した様子です。
    まずは『鳥のササミ肉のカルパッチョ』から作っていきたいと思います。

     

    鶏のササミをカルパッチョで食べるの?と疑問を抱くメンバー。
    鶏肉の雑菌は解体する時に付着することが多く、薄い皮膜に包まれていて菌が少ないササミはカルパッチョとして食べても問題ないそうです。
    体作りにも適したササミを使って、簡単にできるカルパッチョを作っていきたいと思います。

     

    材料は、

 

・鶏ササミ       4本   
・赤タマネギ      1個
・オリーヴ油      60cc    
・白バルサミコ酢    50cc
・アンチョビペースト  10g         
・ニンニク       1片
・バジリコ       適量         
・レモンジュース    適量
・塩、胡椒       適量

 

まずは赤タマネギの皮を剥いていきます。
剥くときの注意はヘタの部分を切らずに残して剥いていくことで、乾燥を防ぐことができます。

 

IMG_2860みじん切りにしていきます。
今回のように生で食べるときはフードプロセッサーを使わないほうがタマネギの繊維を壊さないので、美味しく仕上がります。

 

IMG_2900手を切るのではないかという気持ちから刃が外に行きやすいので、真っ直ぐになるように気をつけて、包丁を軽めに持ち手前に引くように切っていきます。
軽く霧吹きで水を吹きかけるとタマネギの成分が揮発しにくくなって、目が痛くなりにくくなるとのこと。
豆知識ですね!

 

IMG_3349切ったタマネギをジップロックに入れ換えます。

 

IMG_3036塩を入れて手で揉んでタマネギの余分な水分を外に出したら、出てきた水分をキッチンペーパーでふき取ります。
冷凍用のジップロックを使うと、冷蔵用より厚くできているのでので破けにくいです。

 

IMG_2511こちらは白バルサミコ酢。
普通のバルサミコ酢は、ぶどうの果汁にワインビネガーを入れてカラメル色素で色をつけたものなんだそう。
こちらは通用のものよりナチュラルなお酢になっています。
先ほどのタマネギに入れて、10分以上マリネすると綺麗な紫色になります。
余った野菜やレモングラスなどを漬けておいても、美味しく仕上がるそうです。

 

IMG_3333便利な道具が出てきました。
アメリカ製のマイクロプレーンです。
強い刃で、硬いチョコレートや柑橘系の皮、チーズなんかも簡単にすりおろすことが出来ます。
これを使ってニンニクをすりおろし、先ほどマリネしたタマネギにアンチョビペースト、オリーヴ油、レモンジュースを入れ、塩 コショウで味付けしてから、さっきと同じようにジップロックを手で揉んでいきます。
これだけでも味見してみたら、とっても美味しい!

 

IMG_3365次はササミの筋取りです。
筋のところに包丁を縦に入れて、刃先を動かすようにしながら取っていきます。
今まで自分で上手に取ることができなかったメンバーが多く、綺麗に取る技を覚えることができて感動!

 

IMG_3377鍋にお湯を沸かして、ササミが白っぽくなるまで軽く湯通しをしていきます。
粗熱が取れたらキッチンペーパーなどで水気を取ります。

 

IMG_3425ササミをラップに包んで肉叩きで叩いて平らにしていくと、綺麗な模様が出てきました!
肉叩きが無い場合は、平らな面がある瓶などでも代用可とのこと。
丸い瓶を使うと、表面が凸凹になって味が変わってしまうので注意。

 

IMG_3399 (1)葉っぱのように綺麗に平らになったササミに、塩 胡椒をして味をつけていきます。
肉自体にも味をつけるこの一手間で、仕上がりが全然変わってくるそうです。

 

IMG_3431お皿に盛り付けていきます。
食べやすい大きさにカットして、中心からできるだけ丸い形に盛り付けていくととても綺麗。

 

IMG_3410
ソースをかけて、オリーヴ油とバジリコを添えて出来上がりです!
見た目も非常に美しくて美味しそう!!

 

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早速皆で試食してみます。
びっくりするくらい簡単なのにとっても美味しいです!!
ササミの火の入り方も絶妙で、これなら時間がない来客時でもササっと作ることが出来るし、しかもすごくお洒落に見えると皆絶賛!
季節ごとの食材を使って、トマトや梅、ごま油なども美味しそうです。

 

sign

 

成城の食卓 東京都世田谷区成城5-19-14

レストランのご紹介

成城生まれ・成城育ちのイタリアンシェフが提案する「食」に関するライフデザインスタジオ。
成城の食卓では、四季に富む日本の食材を生かした、家庭で出来るイタリア料理を様々なお皿に表現している。

http://www.seijo-shokutaku.com/index.html

profile
山口 高

シェフのご紹介

成城生まれ・成城育ち・成城学園にて学ぶ。高校時代にアルペンスキーの遠征で訪れたイタリア国内の数々のレストランに共鳴し、イタリア料理の料理人の道を志す。高校卒業後、1960年創業の「レストランキャンティ」に9年間勤務。「日本人に合ったイタリア料理」の形に触れる。港区・芝のアルモニコ(旧レストランLVV)の料理長として9年間勤務。2009年3月、日本人に合ったイタリア料理をコンセプトに、料理教室・ケータリング(出張レストラン)をメインとした「成城の食卓」を地元・成城5丁目にオープン。同年6月から完全予約・1日1組限定の「イタリアン懐石ランチ」を始める。
大手乳製品会社のレシピ開発や雑誌のレシピコラムも連載中。

 

 

 

『マイフェアレディプロジェクト』では選抜された前期5名、後期5名の計10名の女の子に映画「マイフェアレディ」のように成熟した魅力的な大人の女性を目指すべく、様々な企画に挑戦してもらいその成長を密着レポートしていきます。
外面の美しさだけでなく、内面からも滲み出る本物の女に成長してもらうためのプログラムをオーガナイズするのは、輝く女性を応援し自ら様々なセミナー講師も務める「キラポジ女性塾」代表&キラポジプロデューサー福井美由起さん。
10人の女の子達は、プログラムを通してどんなレディへの成長ストーリーを見せてくれるのでしょうか。

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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