Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのアートデート

紳士のためのアートニュース 2018年3月に“挑発的な”展覧会「ヌード NUDE―英国テート・コレクションより」が横浜美術館に上陸します☆記者発表会レポート☆

 ヌードがテーマのアートに焦点を当てる横浜美術館の展覧会「ヌード NUDE―英国テート・コレクションより」が、2018年3月24日(土)~6月24日(日)の期間開催される旨発表されました。シドニー、オークランド、ソウルへの巡回を経て、来年ついに日本上陸する「ヌード NUDE」展!センセーショナルなテーマと質の高い作品により、世界各地で大きな話題をさらいつつの来日です。プレゼンテーションでも「ヌードがテーマの挑発的な展覧会」と堂々宣言。英国国立美術館であるテート美術館より、19世紀後半のヴィクトリア朝~現代の身体表現までのセレクションというのですから楽しみです。
 ターナー、ヘンリー・ムーア、フランシス・ベーコンなど英国のアーティストはもちろん、マティスやピカソのヌード傑作も!世界にわずか3体しかない「大理石」のロダン作《接吻》は中でも見所。「恋愛こそ生命の花である」と言ったロダンによる甘美な彫刻。学芸員さん曰く、とろけるような質感とのこと。これは、実物を観ないと!
 英国のテートからは、国際巡回展責任者のダニエル・スレ-ター氏がお洒落なファッションで登場。ファッションのチャームポイントはピンクの水玉靴下。ダニエル氏から「今回のヌード展では、イギリスでまだ実現したことがない、テートブリテンとテートモダンのヌード作品が同時に展示されている意義深い内容」と貴重な情報も伝えていただきました。来年の3月が待ち遠しいですね。
 デート向きの展覧会の気配がします!英国紳士になりきって「ヌード NUDE」展でエスコートというのも良いですね。
 
イギリス大使館で行われた記者発表会にて。登壇者の横浜美術館館長 逢坂恵理子氏(左から2番目)、テート国際巡回展責任者のダニエル・スレ-ター氏(右から2番目)ら。
 
見所1:「ヌード」がテーマの挑発的な展覧会。(横浜美術館によるプレゼン資料スライドより)
 
世界にわずか3体しかない「大理石」のロダン作《接吻》は日本初公開!
 
「親密な眼差し」コーナーに展示予定のルノワール、マティスのヌード。
 
「肉体を捉える筆触」コーナーに展示予定のデ・クーニング、ルシアン・フロイドのヌード。
 
「モダン・ヌード」コーナーに展示予定のムーア、ジャコメッティのヌード。
【スペシャルフィーチャー】
 英国国立美術館テートの国際巡回展責任者ダニエル・スレ-ター氏がお洒落!紳士のみなさん、アートデートの参考にしてみては?
 
イギリス大使館で行われた記者発表会にて、クリアなブリティッシュイングリッシュでプレゼンするダニエル氏。
  
笑顔で紳士的に写真撮影に応じてくれるダニエル氏。お洒落のポイントはピンクの水玉靴下。

【開催概要】
タイトル:ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより
会期:2018年3月24日(土)〜6月24日(日)
休館日:木曜日、5月7日日(月)
*ただし5月3日(木・祝)は開館
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
会場:横浜美術館
主催:横浜美術館、読売新聞社、テート
後援:ブリティッシュ・カウンシル、J-WAVE
観覧料:一般1,600円(1,400/1,500)、大学・専門学校生1,200円(1,000/1,100)、中学・高校生600円(400/500)
*小学生以下無料
*( )内は前売および有料20名以上の団体料金

菊池麻衣子 
【現代版アートサロン・パトロンプロジェクト代表、アートライター、美術コレクター】
東京大学卒:社会学専攻。 イギリスウォーリック大学大学院にてアートマネジメントを学ぶ。ギャラリー勤務、大手化粧品会社広報室を経て2014年にパトロンプロジェクトを設立。

【月刊誌連載】2019年から《月刊美術》「菊池麻衣子のワンデイアートトリップ」連載、《国際商業》アートビジネスコーナー連載
 資格:PRSJ認定PRプランナー
同時代のアーティスト達と私達が展覧会やお食事会、飲み会などを通して親しく交流する現代版アートサロンを主催しています。 美術館やギャラリーなどで「お洒落にデート!」も提唱しています。

パトロンプロジェクトHP:  http://patronproject.jimdo.com/
パトロンプロジェクトFacebook: https://www.facebook.com/patronproject/
菊池麻衣子Twitter: @cocomademoII

インスタグラム:https://www.instagram.com/cocomademois/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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