Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

全てが過剰で危険なほど心地よいゴッホ脳で感じる色・音・動きに思いっきりひたろう!

限りなく黄色く輝く麦畑、 分厚くうねるひまわりの花びら、 渦巻く夜空に浮かぶ太陽と月など、 ゴッホが描く情景は、 私たちが見ているのと随分ちがうみたいですよね?!

子供の時、 初めてゴッホが描いた「糸杉」を見た時、 「なぜ 木はこんな風に見えないのに、 分厚くうねうねした 太い線をたくさん使って描いているのかな」と思いました。
「ゴッホは、 アーティスティックに見せるために、 そんなふうには見えないのにわざと変わった線や色で 描いたのかな」 とも考えました。← 可愛くない子供💦

でも、数十年経って 大人になった私は今日、いきなり理解しました。 
「ゴッホは、自分に見えてる通りに直球で描いたら、木や花や空や星や人が、 あの絵のようになったんだ!」 。
こんな開眼をさせてくれたのは、角川武蔵野ミュージアムで開催中の、壁と床面を合わせて1100㎡以上の巨大空間を360度あますことなく映像と音楽で包み込む、体感型デジタルアート劇場「ファン・ゴッホー僕には世界がこう見えるー」。

ゴッホが描いた《ひまわり》をはじめ、《黄色い家(アルルのゴッホの家、ラマルティーヌ広場)》、《アルルの寝室》、《糸杉》、《自画像》、《星月夜》などが、夢の中のリアル空間( あれ? 矛盾してるかな) のように私たちを囲みます。

ゴッホが過ごしたオランダ、 パリ、 アルルの街や自然の風景をゴッホ脳をゲットした私たちが、 彼と同じ五感で体感しながら半生を体験します。

ぜひ現地で、体も心もひたりきってみてください!
ここではそのプロローグとして、 何幕かピックアップしてご紹介いたします。

第一幕はオランダ時代!ハーグ派だ! 

労働に明け暮れる人々。暗い画面に浮かぶ顔に笑みは無いけど力強い!グリーグの『ペール・ギュント』が鳴り響く

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第ニ幕は圧倒的な自然美

ひまわり、太陽、花咲くアーモンドの木、アイリスに溺れる スメタナのモルダウが鳴り響く!

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第四幕は南仏のアルル孤独と幸福がないまぜ

ゴッホの家、寝室、夜のカフェテラス!

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それにしてもこのイケメンさんは誰?会いたい!

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第五幕は、オリーブの木と糸杉

そして、「星月夜」キター !
ドビュッシーのベルガマスク組曲が鳴り響く♪ エモーションもマックス

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クラシック名曲の名演奏(カラヤン指揮など)が大音量で鳴り響いているので、 ゴッホの感情的で混乱した、詩的な内面の世界がより一層立ち上がってきます。
ゴッホの頭の中でも、いつもドラマチックな音楽が鳴り響いていたのかもしれません!

【展覧会基本情報】ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー
会場:角川武蔵野ミュージアム 1階 グランドギャラリー
会期:2022年6月18日(土)〜11月27日(日)
休館日:第1・3・5火曜日
観覧料:
●オンライン購入 一般(大学生以上):2,200円/中高生:1,800円/小学生:1,100円/未就学児:無料
●当日窓口購入 一般(大学生以上):2,400円/中高生:2,000円/小学生:1,300円/未就学児:無料
詳細は公式サイト

【ランチおすすめ】

角川武蔵野ミュージアム に来たら立ち寄りたいのが角川食堂✨
ミュージアムと同じところざわサクラタウン 内にあります✨
とにかくカレーがおいしい!カルダモンなどスパイスの効いたヘルシーカレーに薬味もたっぷり♪
今回いただいたのは、週替わりのマッサマンカレー✨
世界一おいしい料理に選ばれたことがあるカレーですって😃

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#ファンゴッホ  #角川武蔵野ミュージアム #デジタルアート劇場 #僕には世界がこう見える #KadokawaCultureMuseum #ゴッホ #vanGogh #サクラタウン #ところざわサクラタウン

菊池麻衣子 
【現代版アートサロン・パトロンプロジェクト代表、アートライター、美術コレクター】
東京大学卒:社会学専攻。 イギリスウォーリック大学大学院にてアートマネジメントを学ぶ。ギャラリー勤務、大手化粧品会社広報室を経て2014年にパトロンプロジェクトを設立。

【月刊誌連載】2019年から《月刊美術》「菊池麻衣子のワンデイアートトリップ」連載、《国際商業》アートビジネスコーナー連載
 資格:PRSJ認定PRプランナー
同時代のアーティスト達と私達が展覧会やお食事会、飲み会などを通して親しく交流する現代版アートサロンを主催しています。 美術館やギャラリーなどで「お洒落にデート!」も提唱しています。

パトロンプロジェクトHP:  http://patronproject.jimdo.com/
パトロンプロジェクトFacebook: https://www.facebook.com/patronproject/
菊池麻衣子Twitter: @cocomademoII

インスタグラム:https://www.instagram.com/cocomademois/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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