Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのアートデート

紳士のためのアートニュース☆日本が誇る前衛芸術家の美術館!草間彌生美術館が2017年10月1日にオープン☆開館記念展は『創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき』 開催期間:10月1日(日)~2018年2月25日(日)

 草間彌生氏ご本人が設立した草間彌生美術館が、ついに2017年10月1日にオープンします。場所は東京都新宿区で、最寄り駅は早稲田駅など。開館記念展は『創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき』で、10月1日(日)~2018年2月25日(日)の期間開催されます。草間氏渾身の作品とも思えるこの美術館は、すっきりした外観ながらもアヴァンギャルドなその佇まいはハッとする美しさ。

 
草間彌生美術館 外観 
 
1階、2階、3階、4階と螺旋階段を上り、5階の屋上に出る造り。この構造も、「次に何がくるのかな」とワクワクさせてくれます。屋上に出た瞬間に飛び込んでくるカボチャと空の情景に、目が覚めるよう!日本にいるということを忘れて、世界のどこかでもなく、夢の中にいるような感覚がしてくるような場所。不思議な快感です。

 
新作の「Starry Pumpkin」。撮影可能です!
 
4階には、最新の『無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく』が初公開されています。一度は見て見たかったあの無限カボチャがここに!時間とともに変化しますが詳細は控えます。ぜひ体感してみてください!
 
初公開の『無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく』
 
2階、3階では、それぞれカラフルな《わが永遠の魂》、また同シリーズの先駆けとなるモノクロドローイングのシリーズ《愛はとこしえ》を鑑賞できます。カラフルな作品シリーズのほうは、国立新美術館開館で開催された『草間彌生 わが永遠の魂』にて壁一杯に飾られていた記憶も新しいところ。草間氏が精力的に制作し続けているシリーズです。
 
《わが永遠の魂》
 
《愛はとこしえ》
 館長の建畠晢氏曰く、「第二の黄金期ともいうべき旺盛な制作に邁進している草間氏の完成したばかりの作品を展示し、今日の彼女の鮮烈な絵筆の息吹を目の当たりにしていただくコーナーも設けています」とのこと。展示替えも年に2~3回行う予定。

館長の建畠晢氏
 
一方草間氏は、「永遠に輝いた未来、そして人間愛の美しさとこの魂を受け継いでゆく事こそ絶大なる死後の私の願いであります」と死後を見据えたコメント。この美術館は、草間氏が繰り返し訴えてきた世界平和と人間愛というメッセージを広く世界に伝えるアートの館。草間氏がアートに生き、美術館とともに永遠の存在となることが伝わってきます。
 
メッセージを読み上げる草間彌生氏
 
各回90分/定員50名/1日4回の入れ替え制。既に11月まで予約は一杯!12月分のチケットは、10月1日の販売開始日に完売(さすが。。。)11月1日から2018年1月分のチケット事前購入可能とのことなので、いち早くゲットをおすすめします。ミシュラン星付きの中でもトップクラスのレストランばりの人気ですね。このチケットを予約してデートに誘ったら株急上昇かも!
 
近隣の若松河田駅では、スペイン料理で人気の小笠原伯爵邸がありますので、デートコースとしてはこちらもGOOD◎ ディナーは高めですが、併設のカフェはカジュアルです。カフェのおすすめは、焼き菓子セット900円!
 
小笠原伯爵邸外観

クラシックな雰囲気の中で、焼き菓子セット900円はお得。お酒やおつまみもあります!
 
それでは、みなさん、good luck! アートと共に楽しいひとときを!

   【展覧会概要】
タイトル:『草間彌生美術館開館記念展 創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき』
会期:2017年10月1日(日)-2018年2月25日(日)
場所:〒162-0851 東京都新宿区弁天町107
開館日:木・金・土・日曜日および国民の祝日
休館日:月・火・水曜日
開館時間:11:00-17:00
観覧料:一般 1,000円(税込) 小中高生 600円(税込)
※未就学児は無料。団体割引の設定はございません。
入場時間:①11 : 00-12:30(11:30までに入場)
②12 : 30-14:00(13:00までに入場)
③14 : 00-15:30(14:30までに入場)
④15 : 30-17:00(16:00までに入場)
オンラインチケット詳細:http://www.e-tix.jp/yayoikusamamuseum/

菊池麻衣子 
【現代版アートサロン・パトロンプロジェクト代表、アートライター、美術コレクター】
東京大学卒:社会学専攻。 イギリスウォーリック大学大学院にてアートマネジメントを学ぶ。ギャラリー勤務、大手化粧品会社広報室を経て2014年にパトロンプロジェクトを設立。

【月刊誌連載】2019年から《月刊美術》「菊池麻衣子のワンデイアートトリップ」連載、《国際商業》アートビジネスコーナー連載
 資格:PRSJ認定PRプランナー
同時代のアーティスト達と私達が展覧会やお食事会、飲み会などを通して親しく交流する現代版アートサロンを主催しています。 美術館やギャラリーなどで「お洒落にデート!」も提唱しています。

パトロンプロジェクトHP:  http://patronproject.jimdo.com/
パトロンプロジェクトFacebook: https://www.facebook.com/patronproject/
菊池麻衣子Twitter: @cocomademoII

インスタグラム:https://www.instagram.com/cocomademois/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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