Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

ホテル内で「銀座ギャラリー」巡り&アートモクテルで余韻にひたる

銀座のギャラリーめぐりデビューをもくろんでいる皆さんにグッドニュースです!
パークホテル東京(汐留) の夏・秋 企画では、銀座の画廊街の中でも突き抜けている8ギャラリー の選りすぐり作品が、まとめてキュレーション展示してあります。

いざ銀座で 地図を片手に自力で巡ろうとしても、 まずどのギャラリーから スタートしたらよいのか、 どんな特徴のあるギャラリーなのか、 今日は休みだったりしないか、 方向音痴なのでなかなかたどり着かない、 など色々なハードルがあったりしますが、 ここではそのような心配は一切ありません。とにかく、ホテル25階のアトリウムに全て集まっているのですから!

参加ギャラリーは、[ギャラリーアートもりもと]  [ギャラリー上田]   [ギャラリー新居東京]   [ぎゃらりい秋華洞]   [靖山画廊]  |   [泰明画廊]  |   |  [永井画廊]   [日動画廊] です。
著名ギャラリーばかり!
しかも得意分野がそれぞれ違う個性的なギャラリーでもあります。 まずは、 今回のパークホテル東京の集合展で親しみ、 それからセンスが合いそうなギャラリーを 個別に訪ねてみると広がりそう。
さてどんな作品が展示されているのでしょうか?

「銀座ギャラリーズ」キュレーションの展示を一気に巡る

まずはカラフルな動物たちが面白い表情で集まっているこの立体作品。
むろまいこさんの作品です。

南米のフェスティバルのような陽気さを感じるなと思ったら、 メキシコ国立芸術大学などでアートをまだばれた作家さん。
アシナガ鳥たちは、リオのカーニバルの鳥版みたいだし、 トラさんは、 蜂のような羽を生やして飛んでいるけど、 靴を履いた人間のような足で地面も歩いているという不思議さ。
絵本から飛び出てきたみたいなキャラクター達だけど、 逆に一緒に絵本の世界に連れてって もらいたくなるような楽しさを感じます。
☆この作品は、ギャラリー新居東京から出展。

向こうの方に見える、 墨で描いたような円相の作品も気になります。
近づいてみましょう。

4枚のパネルをひとつにつなぐように描かれた円相。
カラフルなしぶきをまとっていますが よく見るとそれがちょうちょだったりトンボだったり、 そして国旗だったり!
これは、蓮水-れんすいさん作の「WA/わ」という作品。
「色々な国も、 人も、虫も、 皆で調和を保って美しく生きていきましょう」というメッセージを放っているように見えます。本当にそうしたい!
なんとこの水墨画にあしらわれている虫や国旗は、ネイルアート樹脂をコラージュしているとのこと。伝統的な書が現代的におしゃれをして出かけてきたみたいで可愛らしいですね。

☆この作品は、ギャラリー上田から出展。

モコモコした質感で、 おしゃれな人たちがたくさん描かれているこちらの作品は何でしょう?

色々な端切れが、ジグソーパズルのように組み合わさっています。
スタイリッシュな髪型で、 丸い頬紅と口紅がチャームポイントの女性達がいっぱい!
自分が一番好きなスタイルで、誰に気兼ねすることもなく自由に振る舞っていてステキ。

「この端切れは、 伊勢丹の残った洋服から提供していただいたそうですよ」 教えて くださったのは、 パークホテル東京・広報の早乙女恵美さん。どおりでとても洗練されているのですね!
この作品を制作したのは、 谷敷謙(やしきけん)さん。「木目込み」という日本の伝統的な技法を駆使して、古着を用いて作品を制作されているとのこと。「古着に内包する『人の存在』を証明する」というコンセプトがあるとのこと。 深いですね。
ホテル34階に増やしている、 新しいアーティストルームをこれから手がけられる とのことですので、 どんなお部屋になるかとても楽しみ!
☆この作品は、日動画廊から出展。

【ホテルならではのアートメニューへ!】

そして、 アートホテルとしてのパークホテル東京の醍醐味は、ホテル内の様々なアートを鑑賞した後に、 そのままの余韻を持ったまま、アートなメニューをいただいてさらに浮世離れできること。
今回も、 同じ25階から地続きで入ることができる「バー ザ ソサエティ」の中へするり。
お目当ては、 展覧会に合わせて考案されたカクテル( または モクテル)「ステイゴールド」です!
汐留の風景を眺めながら、 さっき見たアートの世界をもう一度頭の中で巡らせて余韻に浸る♪夏の黄色に輝くモクテルに金紛がたゆたい、ミモザやパッションフルーツのような甘酸っぱさにタイムの香りがエキゾチック♪

先ほどのスペースで展示してあった、さとうたけしさんの「Four Seasons」 からインスピレーションを得たドリンクだそうです。

さとうたけし作「Four Seasons」

アルコールありのカクテルでも、なしのモクテルでも酔えますよ。

【展覧会基本情報】

季節展示(アートカラーズ) VOL.38 2022 夏 – 2022 秋
タイトル:銀座ギャラリーズ うつろいゆく多様性 展
期間: 2022年5月16日(月)~11月13日(日)
時間: 11:00 a.m. ~ 8:00 p.m.
場所: アトリウム (25F)
料金: 無料
ご宿泊に関わらず、どなたでもご覧いただけます。
[デザイン制作]Design Studio PHT
[映像制作] antymark annex
[主催]パークホテル東京
※夏期と秋期で展示替え(一部)を行います。
※客室が丸ごとアート作品になっている「アーティストルーム」を、本展示開催中に出展作家ツジモトコウキと谷敷謙が制作いたします。
コラボレーションメニュー⇒
https://parkhoteltokyo.com/ja/art-colours/vol38/#href1

#パークホテル東京 #parkhoteltokyo #銀座ギャラリーズ

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菊池麻衣子 
【現代版アートサロン・パトロンプロジェクト代表、アートライター、美術コレクター】
東京大学卒:社会学専攻。 イギリスウォーリック大学大学院にてアートマネジメントを学ぶ。ギャラリー勤務、大手化粧品会社広報室を経て2014年にパトロンプロジェクトを設立。

【月刊誌連載】2019年から《月刊美術》「菊池麻衣子のワンデイアートトリップ」連載、《国際商業》アートビジネスコーナー連載
 資格:PRSJ認定PRプランナー
同時代のアーティスト達と私達が展覧会やお食事会、飲み会などを通して親しく交流する現代版アートサロンを主催しています。 美術館やギャラリーなどで「お洒落にデート!」も提唱しています。

パトロンプロジェクトHP:  http://patronproject.jimdo.com/
パトロンプロジェクトFacebook: https://www.facebook.com/patronproject/
菊池麻衣子Twitter: @cocomademoII

インスタグラム:https://www.instagram.com/cocomademois/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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