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紳士のたしなみ

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紳士のためのアートデート

紳士のためのアートニュース☆ポーラ美術館(箱根)内に現代美術のギャラリーがオープン!☆オープニングを飾るのは橋爪彩の個展「Girls Start the Riot」☆開催期間:10月1日(日)~2018年1月8日(月)

ポーラ美術館が開館15周年を迎えました。コレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司氏が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、東洋陶磁、化粧道具など総数1万点。特に近代美術史上で重要な画家の作品が体系的に集められていることが高く国内外で高く評価されてきました。 
 そのポーラ美術館が、15周年を機に思い切ったプロジェクトとして「HIRAKU PROJECT」をスタート。芸術表現と美術館の可能性を「ひらく」という趣旨で、美術館内に現代美術の作家を紹介する「アトリウムギャラリー」をオープンしたのです。ポーラ美術館の新しい歴史の幕開けとも言えるでしょう。

エントランスからエスカレーターで降りた最初の階にオープンした「アトリウムギャラリー」
 オープニングを飾るのは、橋爪彩(はしづめ・さい)氏の個展「Girls Start the Riot」です。
近年の橋爪氏の代表的なシリーズがボッティチェリなど伝統的な西洋絵画のアップデートを試みる「After Image」シリーズ。タイトルの由来は、ギャラリーの一番最初に展示されている黒バックにテーブル上の女性が鮮烈なイメージを投げかける「Girls Start the Riot」。セザンヌの静物画のイメージの中に、顔の見えない女性3人が無遠慮に入り込んでいます。

《Girls Start the Riot》 橋爪彩 ©Sai HASHIZUME
 「見られる対象」である女性を意識しながら、ファッショナブルで色気のある女性たちを描きつつ、受け身なだけではない女性の強さも同時に表現しています。精緻な筆致は、女性が自分自身に施す念入りなお化粧のよう。橋爪氏も、「自分自身が化粧をするように描きます。女性の私だからこそできる表現」と語っていました。
  最新作は、「Princess at Work」。今回の企画展「100点の名画でめぐる100年の旅」展にも飾られている、ポーラ美術館所蔵の黒田清輝の「野辺」をモチーフにアップデートした作品。初めて日本の洋画をアップデートした油彩とのこと。
   
新作《Princess at Work》と作家の橋爪彩氏。       《Princess at Work》のモチーフとなった黒田清輝の《野辺》
 陶器のようにつややかな白肌の、目隠しした女性が口を半開きにして横たわっている「Princess at Work」。とてもセクシーで男性受けしそう。。。と思いきや、良く見ると手は中指を立てています。これこそが橋爪アートの持ち味!「女性は見られることも仕事。でも思うがままに見られれば良いとも思わないので中指を立てている。見られていることに対して一言あることを示している。」と橋爪氏。このカッコよさが、現代女性にも大人気の所以ですね。
 それでは、みなさん、good luck! アートと共に楽しいひとときを!

 【展覧会概要】
橋爪彩「Girls Start the Riot」展
会期:2017年10月1日〜2018年1月8日
会場:ポーラ美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
電話番号:0460-84-2111
開館時間:9:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休
料金:一般 1800円 / 65歳以上 1600円 / 大学・高校生 1300円 / 中学・小学生 700円(土曜日無料)

菊池麻衣子 
【現代版アートサロン・パトロンプロジェクト代表、アートライター、美術コレクター】
東京大学卒:社会学専攻。 イギリスウォーリック大学大学院にてアートマネジメントを学ぶ。ギャラリー勤務、大手化粧品会社広報室を経て2014年にパトロンプロジェクトを設立。

【月刊誌連載】2019年から《月刊美術》「菊池麻衣子のワンデイアートトリップ」連載、《国際商業》アートビジネスコーナー連載
 資格:PRSJ認定PRプランナー
同時代のアーティスト達と私達が展覧会やお食事会、飲み会などを通して親しく交流する現代版アートサロンを主催しています。 美術館やギャラリーなどで「お洒落にデート!」も提唱しています。

パトロンプロジェクトHP:  http://patronproject.jimdo.com/
パトロンプロジェクトFacebook: https://www.facebook.com/patronproject/
菊池麻衣子Twitter: @cocomademoII

インスタグラム:https://www.instagram.com/cocomademois/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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