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紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

今なら近い北海道! 紅葉狩りと秋の味覚の旅 ~釧路湿原と厚岸の牡蠣

なかなか足をのばすことがない北海道の東。札幌から釧路までは車で5時間弱、飛行機だと40分ほどかかります。羽田空港から釧路空港までは約1時間半、関西国際空港から約2時間半(ピーチで片道5290円)という距離です。

釧路空港から車で約30分ほどの所にある日本最大の湿原、釧路湿原国立公園へ行ってみました。ここは水鳥の保護を目的としたラムサール条約の登録湿地で、天然記念物のタンチョウなどが住みオオハクチョウが舞い降りてくる場所です。

観光列車や木道の遊歩道などでゆっくりと自然を味わいたいところですが、釧路市湿原展望台からの眺めを楽しみ、「タンチョウソフト」(350円)をいただきます。タンチョウの羽をかたどり、頭部を苺の赤で表しています。

 

そして、牡蠣を求めて厚岸へ。私は東京でもよく厚岸の牡蠣を食べるのですが、ここの牡蠣は一年中食べられます。「カキえもん」というのが、厚岸一番ブランド牡蠣です。

まずは、厚岸味覚ターミナルで、牡蠣剥きに挑戦しました。殻の膨らんでいる方を下にして、貝柱の位置にナイフを差し入れ剥ぎ取る要領でゴリゴリすると、パカンと開きます。

そこに、2016年、余市のニッカウイスキーに次いで2番目にできたウィスキー蒸留所、厚岸蒸留所から誕生した「ニューボーン」ウィスキーを数滴たらしていただきました。試してみると、味が濃くなり塩気が増します。

このウィスキー、2018年2月に第一段が、8月に第二段がでましたが、超人気であっという間に売り切れてしまいました。味が濃くて深みがあり、フレッシュでキレがあり、香りもかぐわしく印象に残ります。今回は特別に2ミリほど味あわせていただきましたが、ウィスキー通というわけではない私でも2020年広く出回るようになったらもっと飲んでみたいですねぇ。

レストランは牡蠣メニューばかり。生はもちろん、蒸したり、焼いたり、煮たり、揚げたり、観光客を存分に満足させます。

 

 

厚岸漁協直売所では、1つからその場で買って食べることもできます。

 

ちょうど今は、デントコーンの刈り取りが終わった時期でタンチョウに出会うチャンスが一番多いのだとか。たしかに、畑にいるつがいのタンチョウに出会いました。 北海道ならではの風景~。「北海道ふっこう割」を利用して、非日常体験が気軽に楽しめます。

<撮影:岡田ナツ子>

 

 

釧路市湿原展望台 釧路市北斗6-11 0154-56-2424 展望台入場料:470円 営業時間はHPをお確かめください。

厚岸味覚ターミナル「コンキリエ」厚岸町住の江2-2 0153-52-4139 月曜休館 営業時間はHPをお確かめください。

 厚岸漁協直売所 厚岸町港町5-3 0153-52-0117 営業時間はHPをお確かめください

 

「北海道ふっこう割」https://genki-hokkaido.com/

 

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*2018年10月25日現在の情報です。*写真・記事の無断転載を禁じます。*協力:北海道観光振興機構

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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