Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 2023年10月6日開業 店舗編

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの商業施設は、地下2階から地上7階まで約70店舗が誕生します。

7階にはお馴染みスターバックス コーヒー。オフィスで働く人が立ち寄って買ったり、一休みしたり、訪問者と待ち合わせをしたり、さまざまなシーンを想定しています。もちろん、カウンターにはモバイルオーダーシステムが。

©公式写真

地下2階の駅改札の前に広がるT-MARKET。ここに27店舗できます(11月に開業のお店もあります)。朝の8時から夜23時までオープン。650席のうち、共通に使えるパブリック席が140配置され、どこのお店のモノを食べても自由です。ディナータイムは、席は予約もできますし、フルサービス。店舗に取りに行かなくても席まで持ってきてくれます。

気になったのが、「虎ノ門 おお島

「うちはそもそも名古屋の店で、割烹料理のレベルの味を皆さまに召し上がっていただきたいと、居酒屋という業態で出しています」というのは、オーナーの大島さん。看板メニューの「カニコロッケ」(1200円税込)をいただくと、驚くべきハイレベル。ベシャメルソースを使わない、紅ずわいがにの蟹の身だけのコロッケです。お酒も手に入りにくい而今(じこん)や、樽生の日本酒(1000円税込)があります。二兎というブランドのできたての日本酒を特別な樽に詰め、鮮度が落ちないようにしています。生ビールを注ぐようなサーバーから注がれるフレッシュな日本酒、飲んでみた~い。

旬のフルーツを使ったタルト「AM STRAM GRAM(11月24日オープン)

のせるフルーツに合わせて、タルトの生地とクリームを変えています。タルトはその日の焼き立てです。試食でいただいたのは、シャインマスカットのタルト。大きいサイズは職場の仲間の誕生日に喜ばれるかも。手間がかかると思うけど、試食サイズの小さいのがあれば、オフィスのデスクでちょっと幸せな気分を味わえそう。オープンまでに、ぜひ検討してください。

「ovgo Baker BBB(オブゴベイカーバナナブレッドベース)」(11月24日オープン)

100%プラントベースのアメリカンベイクショップovgo Baker(オブゴベイカー)のバナナブレッド専門店は、バターや卵、乳製品は使っていません。日本橋・小伝馬町の1号店創業以来、一番人気のバナナブレッド、チョコバナナクッキー(400円税込)、あんこクッキー(450円税込)などが購入できます。こちらのお店限定のチョコバナナブレッドは、バナナをたっぷり使った生地に、少しビターな味わいのチョコレートチップが入っています。バナナの香り豊かで、チョコレートチップとのバランスがよく、くせになりそう。

デザートやおやつに一切れサイズ(550円税込)でも、1ローフ丸ごとを手土産にすることもできます。トラのもんバナナブレッド(3800円税込)は、トラのもん限定パッケージに入ったオープニング記念です。

Atsushi Hatae(11月24日)

フランス産のバターを使い、軽くさくさくのパイ生地に、ラム酒が香るクレーム・ムースリーヌがサンドされている「ヌーベル ミルフィーユ」(810円税込)は、格別です。

DOLCE TACUBO CAFFE(11月24日オープン)

ミシュランシェフが手掛けるパティスリー初のカフェ。フィナンシェやソフトクリームなどのスイーツやドリンクのテイクアウトと、イートイン限定のプティフール盛り合わせなどが予定されています。いただいたのは、「Espresso Virgin Mojito」(価格未定)。ミントとライムをたっぷり使ってフレーバーを抽出したベースにエスプレッソをあわせたオリジナルモヒートは爽やかな味わい。今まで飲んだことがない、驚きの風味です。

BASIC AND ACCENT(11月24日オープン)

普段使いの日用雑貨を扱うお店。和でも洋でも、どちらでも重宝に仕える器、オーブンやレンジも可能で、自由が丘などにも店舗があります。おしゃれな方たちの愛用品になるかも。

中川政七商店(11月24日オープン)

皆様ご存じの、1716年創業の奈良のお店。ここでは「食と食の道具が試せる店」をテーマに、試飲や試食、包丁の切れ味や手馴染み、液だれしない醤油さしなどを試せるような新しい試みを計画しています。マスコミ向け内覧会では、創業地奈良の茶園とつくった番茶の様々な味わいや香りを試させてもらいました。番茶の色を目で見て、香りをかいで、舌で味わって、テイステイングはいつも楽しい。オープンから先着200名の3300円(税込)以上お買い上げの方に番茶小袋プレゼントがあります。


時間がなくて回り切れなかった、他のお店も歩いてみたい。

*2023年10月8日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

おすすめのたしなみ