Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

ニューヨークの「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が日本にオープンします

恵比寿ガーデンプレイスに面した重厚なレンガ造りの建物に「ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京」が10月14日にオープンします。

中は3階の作りになっていて、1階はバー、2階はオープンキッチンが見える吹き抜けのメインダイニング。3階席から2階を見下ろすと劇場のようです。様々な大きさの個室も6つありますので、予約をするときにお問合せください。

ニューヨーク・ブルックリンで創業130年の歴史のあるピーター・ルーガー・ステーキハウスには「ニューヨークでは仕事でよく行っていた」という読者の皆様も多いのではないでしょうか。

ドライエイジングビーフのステーキを世界に広め、ミシュランガイドやザガット・サーベイなどで常に掲載される最高峰のレストランです。

ここでのお勧めは、やはりTボーンステーキ。ご存じフィレとサーロインの両方が味わえるボリュームたっぷりのステーキ。最上級のプライムビーフを目利き職人がアメリカで買い付けし、週1回チルドで空輸して熟成庫の中で温度、湿度など独自のエイジング方法を使って28日以上熟成させます。

熟成させることによって旨味や香りが増し、肉質がより柔らかくなったら食べごろ。専用のブロイラーで表面をこんがり焼きあげたのち、再度、溶かしバターと共に皿に乗せてブロイラーに入れて数分焼いたらテーブルへ。バターの香り漂うステーキの登場です。

また、デザートは大ぶりなアメリカ風。ニューヨークではコインチョコがデザート皿の上にザラザラと盛り付けられているイメージが強いかもしれませんが、日本では、お支払いの時に1人1枚プレゼントしてくれるそうです。

平均客単価は、ディナーで1万8000円、ランチで8000円。すでに予約で3カ月先までほぼ満席ですが、日によってはとれる日もあるとか。

また、1階にブティック(ショップ)もあり、お店で提供しているTボーンステーキやリブアイステーキ、ハンバーグ用のパティなどの生肉が買えるほか、アメリカンデザートも並びます。ここはテイクアウトやデリバリーの窓口としても機能するそうで、さすが時代に適応したスタイルです。

 

ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京

営業時間:ダイニング 11:00~15:00 (L.O 14:00)、 17:00~23:00 (L.O 22:00)バー 11:00~23:00 (L.O 22:00)
テイクアウト、 デリバリー 11:30~22:00 HP: https://peterluger.co.jp/

*2021年10月4日現在の情報です*

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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