Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのエンターテイメント

第34回 東京国際映画祭は10月30日からです

会場が六本木から日比谷、有楽町、銀座エリアに変わり、部門も大幅に変更された第34回「東京国際映画祭」。コンセプトは「越境」。コロナ禍という時代を反映しています。

これからの映画業界はどう変化していくのでしょうか。この2年でオンラインが当たり前になり劇場に行く機会が減り、映画祭自体も大きく変わることになるのでしょうか。

フェスティバルアンバサダーの女優の橋本愛さんは、映画が大好きで、今までも時間があると東京国際映画祭に足を運んでいたそうです。

さて、注目のコンペティション部門はアジアの作品が多く選ばれています。アジアの未来部門は、今年で9年目。すべてワールド・プレミア、東京発の10本です。日本の新人監督の作品もここに含まれます。ガラ・セレクションは世界の映画祭で話題になった作品。今までは特別招待作品とされていました。ワールド・フォーカス部門は、海外の映画祭で評価されましたが日本ではまだ公開が決まっていない作品。観るなら、映画祭がチャンスです。

私が注目しているのは、世界の著名映画人のパネルディスカッション、ワールドシネマカンファレンス「映画界の未来(仮)」。映画界の課題や展望について話をするそうです。10月31日開催。

また、昨年も視聴しましたが、是枝裕和監督を中心とするメンバーで企画しているトークシリーズ@アジア交流ラウンジ。10月31日から11月7日までの8日間、毎日、日比谷の映画祭会場からライブ配信が予定されています。

そのほか、TVやインターネット配信を目的に製作されたシリーズものを扱うTIFFシリーズNippon Cinema Nowは吉田恵輔監督作品、ジャパニーズアニメーションなど、たくさんある中から、興味があるものびだすのも楽しみの一つです。ゆっくりじかんをかけて選んで観てください。

第34回「東京国際映画祭」会期:2021年10月30日(土)~11月8日(月)

会場:シネスイッチ銀座、角川有楽町、TOHOシネマズシャンテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、有楽町よみうりホール、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場、東京国際フォーラム、TOHOシネマズ日比谷ほか

*記事写真の無断転載を禁じます。*2021年9月30日現在の情報です。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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