Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

雑貨やコスメもSDGS

2021年秋からロフトが開催している「LOFT GREEN PROJECT 雑貨のチカラで、暮らしと地球をしあわせに。」は、環境への配慮、人・地球・社会への配慮、回収リサイクルプログラムの3つをテーマに展開しています。先日「サステナブルビューティー&ライフ2026」のお披露目会がありました。

まず私が注目したのは、牛の尿で臭いを消す「きえ~る」という商品。北海道北見の会社です。アンモニア臭と腐敗臭に特に効果を発揮する消臭液で、原料は牛の尿だと言うから驚きです。廃棄物だったものを発酵・培養させて原料を生み出すアップサイクル型循環システムで製品が誕生しています。洗濯物の部屋干し臭、トイレや生ごみ、排水管などで役に立ちます。

西アフリカのブルキナファソ産のシアバターを使ったクリーム、ロンドGINZA with Mirabeaute「リッチバターバーム」(40g2090円税別)と「リッチバター美容液」(145ml2090円税別)。これは、現地の女性が代々受け継ぐ伝統製法で作ったシアバターを利用しています。現地の女性たちの就労支援に繋がり、社会の役に立つコスメです。よく、チョコレートや衣料品などでは聞きますが、コスメでも同様、現地に役立つ製品づくりがされていることを知りました。

フェルナンダの「フレグランス リッチハンドクリーム マスカット・オブ・アレキサンドリア」(50g990円)。岡山産のブドウ「マスカット・オブ・アレキサンドリア」のワインや食品加工時に出る搾汁残渣をアップサイクルして香料原料にしたブレグランスミストです。マスカットの香りが漂う人気の商品です。

参加者から注目されていたのが、ミツカン「味ぽん」のアップサイクル原料を使った、高保湿フェイスマスク「サボリーノ 目ざまシート 高保湿タイプN AP25」(30枚入り1540円)。味ポンの製造過程で発生する醤油粕をアップサイクルしました。植物由来のうるおい成分が含まれていて、朝はこれ1枚で、洗顔とスキンケアと化粧下地の役割を果たすのだそうです。タイパがいいぶん、怠け者になりそう(笑)。

プラスティックの筆記具もリサイクルできるのをご存じでしたか?私は捨ててしまっていましたが、パイロットでは「使用済みペンリサイクル」をしています。ブランドやメーカーは問わず、回収BOXに入れるだけ。パイロットの方にお話を伺ってみると、仕訳をしたりする手間にかなり労力を割いています。また、海から回収したプラスティックから油性ボールペンを作るなど、プラスティックごみを出さないという問題提起がされています。

ロフトでは、2021年11月からコスメの容器回収リサイクルプログラムをスタートさせ、2022年からは繊維製品回収も行っています。少しでも地球に優しくあるために、環境問題を考えるきっかけづくりに貢献しています。

*2026年1月24日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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