Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

東京フィルハーモニー交響楽団 ベートーヴェン第九特別演奏会

年末恒例の、ベートーヴェンの『第九』です。毎年、どこの演奏を聴こうか悩みますが、やはり今年も東京フィル。なんといっても合唱が新国立劇場合唱団ですから、間違いありません。

オーケストラの向こう側のステージに合唱団がのっているのを見ると、オペラの舞台にのっているときとは別の人たちみたいです。群衆だったり、村の人々だったり劇中の人物たちが、合唱団として歌います。第九の合唱は、自分がサントリーホールの舞台で歌ったことがあるだけに、客席にいても、どうしても楽譜が脳裏に浮かびます。

指揮は角田鋼亮。現在、セントラル愛知交響楽団音楽監督です。

第九は男性バリトンのソロの出だしが、どれほど気持ちよいかが大事ですが、今回の上江隼人は完璧でした。ソプラノ迫田美帆、アルト中島郁子、テノール渡辺康。

ベートーヴェンは、ロンドンから新作交響曲制作の依頼があり、長年温めていたシラーの「歓喜に寄せて」という詩に曲をつけようと決めました。その詩は、すべての人への博愛をうたっています。ベートーヴェン自身の作詞部分があるのも聴きどころ。それが、歌が入るソロ冒頭の部分です。

東京フィルは、今年の秋、名誉音楽監督チョン・ミョンフンのもと、ヨーロッパ7カ国8都市を巡るコンサートツアーに出かけました。ソリストに小曽根真、ヴァイオリニストにマキシム・ヴェンゲーロフを迎え、欧州各地で絶賛されたそうです。

音楽と共にある人生は、豊かです。これからも音楽を楽しめますように、平和でありますように心から願います。

*2025年12月26日現在情報です*記事・写真の無断転載を禁じます*撮影=上野隆文/提供=東京フィルハーモニー交響楽団

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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