Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 2023年10月6日開業

本日、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーが開業します。2014年に虎ノ門ヒルズ森タワー、2020年にビジネスタワー、2022年のレジデンシャルタワー、そして今年、ステーションタワーが誕生しました。

「虎ノ門ヒルズ駅」の駅前広場であるステーションアトリウムと直結したマーケット「T-MARKET」や、「ホテル虎ノ門ヒルズ」、情報発信拠点「TOKYO NODE」など、マスコミ向け内覧会でのぞいてきました。

TOKYO NODE」は、最上部の45階~49階と一部8階にあり、結節点を意味しています。ビジネス、アート、エンターテインメント、テクノロジー、ファッションなどジャンルを超えて刺激し合い、コラボレーションが生み出されることを狙いとしています。

49階は、2つのレストランとインフィニティプール。フランスでアジア初ミシュランフレンチ3つ星を獲得した小林圭シェフが新たに立ち上げる「KEI Collection PARIS」と、パリのミュシュラン1つ星店のシェフを務めた北村啓太の「apotheose」。そしてSKY GARDEN & POLL。このインフィニティプールは、レストランの顧客とここで開催されるイベントのためだけのプールです。

46階には「TOKYO NODE HALL」という338席のメインホールがあります。段床式で全面スクリーンや防音構造を備え、さまざまなイベントが開催できそうです。

45階は、3つの「TOKYO NODE GALLERY」があります。360度没入体験演出が可能なドーム型のギャラリーA。1000平米の大空間のあるギャラリーB、高さ12メートルで可変性のある空間ギャラリーC。

この「TOKYO NODE GALLERY」3つを使って、TOKYO NODE開館記念企画第一段 ”Syn:身体感覚の新たな地平”by Rhizomatiks X ELEVENPLAYが10月6日~11月12日まで開催されています。完全入替制で約70分。「3Dメガネ」の装着や「MRグラス」越しに鑑賞する、今まで味わったことがない最新のMR技術とダンサーが融合した、パフォーマンスが繰り広げられます。

最初は、いつの間にかSFの世界に入ったかのような空間に身を置かれます。チューブでつながれた、人間なのかロボットなのか、そしてそこにいる私たちは何なのか。不思議で不気味な空間です。

次の部屋では、3Dメガネをかけ、壁とダンサーが登場。光と影、壁によって空間がさえぎられ形が変化します。

最後の部屋は、拡張現実が見える「MRグラス」を使います。水の向こうにピアノが置いてあり自動演奏が繰り広げられる中、グラス越しに見ると、ダンスを踊っている女性が。没入体験ということですが、ITおんちの私はよくわからなかった。70分間移動しながら見て歩きます。途中退場はお控えください。

商業施設については、また今度。

*2023年10月6日現在の情報です。*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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