Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

渋谷の大人レストラン「a(アー)」

今、改装中の渋谷パルコの横に位置するビルの2階。そこにあるのが、渋谷には珍しい大人のレストラン「アー」です。

若者の町渋谷では、大人のお店がなかなか見つからず、ゆっくり、静かにおしゃべりしたい時など、どこにいったらよいか迷います。この「a(アー)」の総料理長宮川健一さんは、南青山KIHACHI(キハチ)の元料理長。2011年に青山でレストランを立ち上げ、ここに移転してきました。

 

コースは1カ月半ごとに新メニューに変更しています。夜のコースはアラカルトメニューから一品ずつ選びます。色々と食べてみたかったので、シェアしながら頂きました。記事に書いたのを全部食べたわけではないので、ご心配なく!まず、前菜から「北海道オホーツク海産ホタテ貝とアサリのクレーマ」

「イベリコ豚タンのアッロスティーレと和梨のインサラータ」 今年初のジューシーな梨をいただきました。

 

続いてのスープはお店おすすめの「ズッキーニの冷製ズッパ そのソルベと共に」ズッキーニのシャーベットが入ったスープ。冷たい~

 

では、パスタです。「ワタリガニとフレッシュトマトクリーム 自家製生パスタマッファルデイーネ」自家製手打ちパスタがソースと絡んで美味しい。

 「冷製パスタ フェデリーニaアーのカップレーゼ仕立て」

 

お口直しの梅のシャーベット

魚料理に 「活オマール海老のスパイス焼き スペッツァイアーレ」

肉料理に「国産牛テール肉のトマト煮込み“ヴァチナーラ”ゴルゴンゾーラチーズを効かせて」「平野レミさんが美味しいと絶賛していた」とお勧めされました。

そしてデザートです。「イチジクのコンポスタ 焼き茄子ジェラート・無花果ソルベのコンビナーレ」

「パイナップル・モンテビアンコ マスカルポーネクリーム・メレンゲ・フロマジュのパルフェ」「モンブラン仕立てです」と言われて、モンブラン好きとしては頼まずにはいられませんでした。

 

隣の席では、職場の女性の結婚祝いをしていたり、個室では男性3人のビジネスディナー。週末はカップルや家族連れが多いとか。テラス席も気持ちよさそう。

パルコが再オープンする2年後には、また街の雰囲気や流れる人が一変するのかしら。渋谷の町の変貌を見るのが今から楽しみ!!

 

「a(アー)」
渋谷区宇田川町13-16コクサイビル A館2F 電話:03-5459-1158(11:30-23:00)

【営業時間】
Lunch 11:30~16:00(ラストオーダー14:30) Tea 14:30~17:00 Dinner 18:00~23:00(ラストオーダー21:30)

HP:http://www.a-ristorante.com/

 

*2017年9月14日の情報です。 *記事・写真の無断転載を禁じます。

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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