Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのお出かけエンタテインメント

新国立劇場バレエ&ダンス 2025/2026シーズンのラインアップ発表会がありました

毎年、吉田都舞踊芸術監督のファッションが楽しみなこの発表会。今回も、柔らかそうなツイードのジャケットと、エレガントなシルエットのパンツで登場です。

新国立劇場バレエ&ダンス 2025/2026シーズンは、どんな演目を上演し、どんな目標をもってやっていくのか。吉田監督は「ダンサーの自主性を呼びさましたい」と、5年目の抱負を語りました。

今期は、新制作が3つあり『くるみ割り人形』と、トリプル・ビル(3本立て)「バレエ・コフレ」の中の『ファイヴ・タンゴ』、そして新国立劇場バレエ団オリジナル作品のダブル・ビル(2本立て)の一つ、世界初演で宝満直也の「ストリング・サーガ(仮題)」です。

くるみ割り人形』は年末年始の定番演目で、去年も2万7000人もの来場者がありました。今度、新たに2022年の『マクベス』チームが作ります。音楽からスタートしたウィル・タケットの振付で、美術・衣装はコリン・リッチモンド。明るく楽しくカラフルで夢のような作品にしてほしいと依頼しているそうです。

『くるみ割り人形』コリン・リッチモンドによる美術模型

新国立劇場バレエ団「バレエ・コフレ2026」はトリプル・ビルでデヴィット・ドウソン振付の『A Million Kisses to my Skin』 /ヨーロッパでも大人気のハンス・ファン・マーネンの『ファイヴ・タンゴ』/ジョージ・バランシンの『テーマとヴァリエーション』です。『ファイヴ・タンゴ』は、A.ピアソラのタンゴとバレエを融合させた大人のバレエで、吉田監督はダンサーに直接、来日して振り付けてもらえないかとハンスに伺ったそうですが、「93歳だからちょっと無理」と断られたとか。

新国立劇場バレエ団オリジナル作品でのダブル・ビルの『ストリング・サーガ(仮題)』を振り付ける宝満直也は新国立劇場バレエ団出身のダンサー。現在、新進気鋭の振付家としても活躍中です。『暗やみから解き放たれて』は、10年前に新国立劇場バレエ団のためにジェシカ・ラングが振り付けたもの。

『暗やみから解き放たれて』撮影:鹿摩隆司

レパートリー作品では『シンデレラ』、前回コロナ禍でキャンセルになっていた『マノン』、『ライモンダ』、『白鳥の湖』。『マノン』は、今回、英国ロイヤルバレエから、衣装やセットなどを借りることができました。

こどものためのバレエ劇場2026エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』は、体験型ですのでオペラ初心者の大人も楽しめます。去年新しく作った『人魚姫』も上演します。

ダンス公演ではフランスを拠点に活躍する伊藤郁女(かおり)の自伝的作品『ロボット、私の永遠の愛』、巨匠ウィリアム・フォーサイスが新進気鋭のアーティストとともに制作した『フレンズ・オブ・フォーサイス』は日本初演です。

2025シーズンが始まるのは10月から。いまは存分に2024/2025シーズンを味わいましょう。

*2025年2月13日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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