Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

日本橋の春のイベント「SAKURA FES NIHONBASHI 2022」で、新土産はいかが

毎年、桜の時期に開催される、「SAKURA FES NIHONBASHI 2022」は、今年で9回目。3月18日から4月10日までの期間、桜がライトアップされ、夜歩いても美しくわくわくします。

資料の写真です。3月18日現在、まだ、ここには桜は咲いていません。

今回のテーマは「もう一度、美味しいでつながろう」。

日本橋の老舗と新しい世代がコラボレーションして、新しい食の土産を3品を開発しました。名付けて「日本橋みやげつなぎふと」。この期間中のみ、しかも限定一日20~30個の販売です。老舗の伝統の技とに先進性とアイデアを組み合わせた日本橋土産。その3チームをご紹介します。

1つ目は、文明堂東京の看板商品であるカステラと、人気のカジュアルフレンチ「ラ・ボンヌターブル」の中村和成シェフとのコラボレーション。中村シェフは、その美味しさを崩すことなく、ひと手間加えて表現したいと、柚子とピスタチオでマリアジューさせました。クリエイターは、元電通のミドル世代クリエイターチーム「ニューホライズンコレクティブ」です。「洋生カステラボンヌ堂」カステラの上に乗せられた、柚子とピスタチオが春らしい色合いです。

2つ目は、明治10年創業の和菓子店 日本橋日月堂が、ヴィーガンベイクショップovgoB.A.K.E.Rと取り組んだ「日本橋 あんサンブル」。甜菜糖を使ったあんこを包んだ、抹茶、ごま、プレーンのヴィーガンアメリカンクッキーです。和と洋のあんサンブルを奏でます。

もともと、あんこを取り入れたヴィーガン菓子を作りたいと思っていたovgoB.A.K.E.R。ヴィーガンは、一部の白砂糖を使わないため、甜菜糖でつくりました。どんな硬さの、どんなフレーバーのクッキーにあんこが合うのか、賞味期限や価格帯、パッケージに入った時のイメージを膨らませながら、制作しました。クリエイターチームは、MIDORI.so

3つ目は、鰹節の魅力再発見をテーマにした、出汁がらを使ったサスティナブルなアイスクリーム「だしアイス ~おだしのおめかし」。

自然栽培中心の野菜やアイスクリームを作る青果ミコト屋は、野菜のロスの受け皿として規格外や売れ残りの野菜を材料にしたアイスクリームを作っています。

出汁の楽しみ方を伝える活動に力を入れる鰹節専門店にんべんと一緒に、かつおだしが主役のアイスクリーム「かつおだし、すだち、生姜かつお」「つゆの素キャラメル&だしがらクッキー」「だし巻き玉子」の3種類のフレーバーをつくりました。

「かつおだし、すだち、生姜かつお」は、シャーベットのような食感です。「つゆの素キャラメル&だしがらクッキー」は、アイスクリームに練り込まれたクッキーに出汁がらの一部がつかわれ、さくっとしたものが時々口にあたり楽しい。「だし巻き玉子」はちょっぴり塩気が面白いです。Konelがパッケージのデザインなどを担当しました。
このアイスクリーム商品化して、普段も買えるといいのになぁ。

HP:https://www.nihonbashi-sakurafes.art/

 

*2022年3月18日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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