Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

初冬の軽井沢を歩く1 寒いです。きれいです。静かです。

軽井沢というと、やはり夏!のイメージですが、初冬もかなりステキです。「寒いからね」「気をつけて」という言葉を背中に、初冬の軽井沢を歩いてきました。

切れるような風の中、空は青く、雪を頂いた浅間山が澄んで見え、町は静かです。

まずは、定番、軽井沢・プリンスショッピングプラザをのぞくと、あれも買いたい、これも見たい、という衝動にかられます。26万へーべーという広大な敷地に集まる約240店舗。外は寒いので、すぐにお店に吸い込まれてしまいます。

 

続いて、中軽井沢北側の軽井沢星野エリアに向かいました。星野エリアは、星野リゾートが開発した自然環境をそのまま活かした洗練された小さな街づくりが何とも良い雰囲気です。

湯川という清流が音を立てて流れ、ここに自生している春楡(ハルニレ)の木立を生かして作られた「ハルニレテラス」。

川沿いに、春楡の根を傷めないよう保護するために地表から2メートルの高さに設置されたウッドデッキにモダンな9棟の建物が建てられ、魅力的なお店が15店舗入っています。レストラン、ベーカリー、カフェ、スイーツ、雑貨、セレクトショップ・・どこも洗練されていて、これなら高級志向の別荘族も満足させられそう。

ここで買ったパンも、小物も、スイーツもどれも東京では手に入らないものばかり。わざわざ軽井沢にくるかいがあるというもの。

次にウッドチップが敷き詰められた川辺の散歩道を通って、歩いてすぐの「星野温泉 トンボの湯」へ。

星野リゾート発祥の地、星野温泉は大正4年に開湯されました。現在は、デザイン性の高い和の建物が作られ、源泉かけ流しの立ち寄り湯として親しまれています。脱衣所にはコートが入れられる大きなコインロッカーがありますので、安心して長湯ができます。

エントランスは宿場がイメージされ、露天風呂前の花崗岩は石の彫刻家の手でデザインされました。和のテイストの中で、ゆっくりお風呂につかった後は、目の前の「村民食堂」へ。

ガラス張りのカジュアル和食ダイニングレストラン「村民食堂」は清々しく気持ちよく、外を眺めながら湯上りにビールを飲むと、たまりません。うわぁ、幸せ~。この時期、人が少ないので、待つことなく入れます。

 

ゆっくり時間が過ぎ、外を見るとそこには10メートルの本物のもみの木に灯りがともったクリスマスツリーが!何てロマンチックなの~。

 

せっかくなので、帰りのタクシーに頼んでクリスマスキャンドルナイト見たさに隣接の軽井沢高原教会に寄ってもらったら、ちょうど結婚式を挙げていました。

そして、今回の宿泊所、軽井沢マリオットホテルへ向かいます。冬の軽井沢、寒いけど楽しいぞ!

 

 

軽井沢星野エリア」長野県北佐久郡軽井沢町星野

ハルニレテラス 電話:0267-45-5853 営業時間:8時~23時(季節や店舗によって変動しますのでご注意ください)

星野温泉 トンボの湯 電話:0267-44-3580 営業時間:10時~23時(22時最終受付 1月22日~26日は休業) 12/26〜3/20は、17:00〜23:00まで竹あかりが灯され幻想的。

1月27日~3月31日までの「おひとり日帰り湯治プラン」は、女子一人旅でも楽しめそう~。

村民食堂 電話:0267-44-3571 営業時間:11時~22時(ラストオーダー21時) 1月23日~26日は休業(営業時間は季節変動しますのでご注意ください)

軽井沢高原教会 電話:0267-45-3333 9時~18時(挙式時間以外は見学自由)季節によって変動しますのでご注意ください。クリスマスキャンドルナイトは12月24日までの金土日と12月25日。18時半~21時。

 

 

*2017年12月12日現在の情報です。写真・記事の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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