Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのエンターテイメント

元祖五十番 神楽坂本店 2023年9月30日にリニューアルオープン

神楽坂の五十番と言えば、言わずと知れた大きな肉まんが有名なお店。神楽坂の毘沙門天前に位置していた店舗は、2017年に移転し、坂を上り切った信号の向こうにあります。

昭和32年に創業し、「元祖肉まん」をはじめとして「中華まん」「点心」を中心とした中華総菜を販売しています。こだわるのは、創業当時からのレシピ、そして原材料。カナダ産の小麦でつくられたふわふわで甘みのある皮に、国産の豚肉を使ったたっぷりとした具材。また、品川にある工場で、一流の熟練シェフが手作りしているのも特徴の一つ。一つひとつの形の美しさにもうっとり。

一番人気は「元祖肉まん」450円(税込)で、小さいサイズのミニ肉まんもあります330円(税込)。あんが重いほどぎっしりと詰まり、国産豚肉と国産キャベツの旨味が凝縮されています。小食の私は、これひとつでランチになるほどの充実感があります(笑)。

いつも購入して食べているのは、11種類の具材が入った「五目肉まん」640円(税込)。豚肉、えび、いか、貝柱、広東チャーシュー、たけのこ、くわい、ふくろたけ、マッシュルーム、うずらの卵、しめじ、ぎんなん、たまねぎ、にんじん。私は、ぎんなんが好きなせいか、ぎんなんが出てくると当たりを引いたような気分になります。

マスコミ向け内覧会で食べた「肉焼売」は、国産豚肉100%のお肉がぎっしり。そこにたまねぎと干し貝柱の旨味が加わり、1個40g。8個入り1050円(税込)。

私の隣にいらした方が、「美味しい」と言って買って帰られたのが「広東チャーシュー」1グラム4円(税込)。一本を計り売り。そのまま食べても、炒飯やラーメンに入れてもよさそう。このチャーシューは、数種類の野菜が入った特製たれにじっくりと漬け込み、窯で焼いたもので、できあがるまでに3日かかるのだそうです。

このほかにも、ピり辛肉まん、あんまん、角煮まん、エビチリまんなど、いつも目移りするのですが、やっぱり私が買うのは「五目肉まん」。そうそう、皮の味をたっぷり楽しめる花巻も美味しいんですよね。オンラインショップもできたようだから、注文して冷凍庫に入れておこうかしら。

お店では、蒸したてのあつあつも売ってますので、外にある蒸し器をイメージした椅子に座って、すぐに召し上がることもできます。

 

「元祖五十番 神楽坂本店」新宿区神楽坂6-4田中ビル1階 10時~20時  電話03-3260-0066 HPはコチラhttps://50ban-shop.com/

*2023年9月30日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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