Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

デンマークの若手アーティストが、青山のニコライ・バーグマンでライブペインティング

ニコライ・バーグマンは今、モダンアートにはまっているそうです。ニコライ・バーグマンと28歳の若手アーティストエスケ・トゥボルグとの出会いは、SNSでした。ニコライ・バーグマンの所に突然、「いっしょにお仕事しませんか」とメッセージがきたそうです。ニコライ・バーグマンは、彼の作品を見て日本に招聘することにしました。

元々、日本が大好きだったエスケ。エスケからのオファーは、ビルの壁面に描きたい。ニコライ・バーグマンは、それなら箱根の大自然で描いたらどうかと考え、ニコライ・バーグマン箱根ガーデンズに長期滞在してもらうことにしました。エスケは、自然やニコライ・バーグマンの作品に刺激を受け、それまで描いたことのなかった花を描き始めました。タイトルは「FLOW,US」。

すでに1か月以上箱根で描き続け、幅4メートルの大きなキャンバスや、大涌谷のそばにあるためすぐ物が錆びるという立地条件の影響がどう出るかを見守るためにスチールに描いたりしています。さて、これが1年でボロボロになるのか、自然の力はどん影響を及ぼすか、ニコライ・バーグマンもわくわくしているのだとか。3月20日から、エスケの作品は園内各所に置かれるほか、カフェNOMU hakoneにも約15点ほど展示されます。3か月間の予定です。

「FLOW,US」の開催に先立ち、Nicolai Bergmann NOMU Aoyama で、6メートル× 4メートルのキャンバスにライブペインティングが実施されました。会が催された3月8日の2日前からとりかかっていたとのことですので、お店をオープンしながらです。まだ製作途中ですから、今、青山のショップに行けばエスケと会えるかもしれません。

NOMUで朝食を頂きながら、作品を見たり、2人の出会いなどについて話を聞いたり、刺激的で充実した朝の時間を過ごしました。

箱根では、3月20日の展示会初日に、園内をめぐるお2人のガイドツアーが実施されます。11時からの1時間と、14時からの1時間(無料)。またこの日、50個限定でエスケ・トゥボルグが描いたスペシャルフラワーボックス(4950円税込)も販売されますので、お楽しみに。

ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ 神奈川県 足柄下郡 箱根町 強羅 1323-119 https://hakonegardens.jp/

*2024年3月9日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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