Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

暖かい飲み物で身体を整える

一日に摂取しなければならない水分量は、体重にもよりますが約1.2リットルだということは、だいぶ認知度が高まってきましたが、実際のところ、どの程度の量を飲めているでしょうか。

夏は暑いので意識しなくても飲んでいますが、冬はどうしても減ってしまいます。冬は喉の渇きを感じにくいのが原因でしょう。さらに大半が冷たい飲み物を飲んでいます。健康のために生活習慣に気を使っている人ですら、年間通して温かい飲み物を飲んでいる方は少ないようです。

魔法瓶の「サーモス」が20代~50代の男女481名を対象に「冬の水分補給に関する調査」を行いました。

その結果、冬は全体の69%が1リットル以下しか摂取できていないことがわかりました。しかも温かい飲み物となるとなおさらです。年々、冷え性の人は増え、とくに20代~30代の男性ほど、冷え性だと自覚している人が多いということもわかりました。

イシハラクリニック副院長の石原新菜先生は、漢方薬処方を中心とする診療をされ、美容と健康増進に尽力されています。

石原先生は、「冬は外気が乾燥し、室内も暖房で乾燥していますので体内の水分量が減っています。水分量が減ると血流が悪くなり、血流が悪くなると免疫細胞の循環が滞ってウイルスを撃退しづらくなります。また、皮膚が乾燥し乾燥性皮膚炎をおこしやすくなります。飲み方は温かい飲み物をこまめにです。喉を常に潤し、身体を温めてください」と教えてくれました。

もちろん腸活のためにも水分は必須です。脱水しないように心掛け腸を労わりたいものです。

この調査結果を見て驚いたのは、若年層の男性に冷え性が増えていること。そして男性は若年層ほど白湯を飲んでいるということです。白湯を飲む人が増えているとは聞いていましたが、特に若年層の男性ほど白湯を飲んでいるというのは、健康意識の高い方が増えているということでしょうか。

サーモスは、世界初の「高真空ステンレス製魔法びん」を生んだ世界最大の魔法瓶ブランドです。温かい白湯をこまめに飲むには、持ち歩くのが一番。カフェやレストランで「白湯をください」とお願いするのは、なかなか勇気がいります。寒い時に身体を温めるためにも、熱が冷めにくいサーモスの魔法瓶から温かい飲み物を少しずつ飲めれば、ありがたい。

最後に「コーヒーや緑茶は身体を冷やすので、気を付けるように」とアドバイスがありました。白湯以外でしたら、紅茶やココアがお勧めで、生姜、はちみつ、シナモン、黒糖を足すとより良いそうです。寒い冬を乗り切りましょう。

*2024年1月19日現在の情報です *記事・写真の無断転載を禁じます。

 

 

 

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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