Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

METライブビューイング『椿姫』は逃せないけど、次の『アドリア―ナ・ルクヴルール』も前評判高し!

2019年2月22日(金)から始まるフランチェスコ・チレアの『アドリア―ナ・ルクヴルール』。

マリア・カラスの再来とも言われるアンナ・ネトレプコが実在の大女優を演じます。舞台は18世紀のフランス。美貌と演技力で一世を風靡した女優アドリア―ナ・ルクヴルールの人生が描かれています。

(C)Vincent Peters/Metropolitan Opera.jpg

スターテノール、ピョートル・ベチャワの高音が響き、情熱と迫真のアニータ・ラチヴェリシュヴィリは、『アイーダ』の時にネトレプコの恋敵アムネリス役で大喝采を浴びました。甘く激しいチレアの音楽を聴ける貴重なチャンスです。

オペラと演劇の両方で活躍する演出家デイヴィッド・マクヴィカーは、緻密な時代考証をベースにした伝統的で美しい演出に定評があります。今回の、当時のバロック劇場を再現した演出は世界中から賞賛され、前回のMETライブビューイング『椿姫』を上回るという噂もあるほど。

この眼で確かめなくちゃね!

今週、2月22日(金)スタートです。HPはコチラ

*2019年2月19日現在の情報です。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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