Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

「つゆしゃぶCHIRIRI品川店」でゆったり気分

店内に一歩足を踏み入れると、青畳の香りがします。あぁ、なんて久しぶり。なんて香しいのでしょう。入り口の仁王像で邪気を払い、靴を脱いであがったときの足の裏で感じる新しい畳の感触は格別です。贅沢な畳を感じられる「つゆしゃぶCHIRIRI品川店」に伺いました。

「つゆしゃぶ」という食べ方を、ご存じでしょうか。しゃぶしゃぶをポン酢やゴマダレではなく、つゆで食べる食べ方です。

ここ「つゆしゃぶCHIRIRI(ちりり)」は、豚のバラ肉を0,8ミリという通常の倍以上の薄切りにし、それを「特製五段仕込みの和風つゆ」につけて食べます。薄切りの豚肉をしゃぶしゃぶして「ちりちり」と縮らせ、たっぷりの白ねぎと柚子唐辛子を加えたつゆをまとわせます。「しゃぶしゃぶは、牛肉じゃないと」と思われる方も多いと思いますが、ここでのおススメは、豚。山形の銘柄豚、白金豚(はっきんとん)が使われています。私は普段、豚バラは食べませんが、薄切りが功を奏して脂が鍋に溶けだし、あっさりとした味わいです。そして特製のつゆ。鰹や昆布を使った一番出汁に、さらに鰹と昆布、いりこ、秘伝の配合で寝かせた「かえし」を加えています。「企業秘密ですから」と詳細は教えていただけませんでしたが、貝殻を入れて1か月ほど置くということです。

この食べ方、株式会社壱三壱(いちさんいち)の中嶋和義代表が2003年に考案したそうです。1949年、近江八幡で創業した日本料理店「瓢箪屋(ひょうたんや)」に端を発する、ひょうたんやグループの株式会社壱三壱が展開する「つゆしゃぶCHIRIRI」。近江商人がたどった道に出店しようと、京都、大阪、東京と展開し、この品川駅港南口から直通のオフィスビルにある品川店が7店舗目にあたります。

「近江牛とつゆしゃぶの食べ比べコース」先付、寿司、造里、白金豚&近江牛肩ロース、つゆ、野菜、蕎麦、デザート

メニューの一番人気は、「つゆしゃぶ」です。山形の銘柄豚白金豚の「つゆしゃぶコース」(7800円~)、白金豚とA5ランクの近江牛の「食べ比べ」コース(8800円~)、近江牛を堪能する「近江牛しゃぶしゃぶコース」(9900円~)。落ち着いたらランチも営業するそうですので、ちょっと気張ったランチタイムにも使えそうです。

東京都港区港南2丁目16-2 太陽生命品川ビル3階 『つゆしゃぶCHIRIRI 品川店

*2025年6月27日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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