Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのエンターテイメント

群馬県渋川市の「原美術館ARC」を訪ねる「春のバスツアー」4月9日(日)に開催

東京・品川にあった原美術館は希少な現代美術専門館として1979年に誕生し、1988年には群馬県渋川市に別館「ハラミュージアム アーク」を開館しました。

原美術館は1938年に邸宅として建てられた洋館を再利用したもので、多くの人たちに愛されていましたが、2021年1月に「ハラミュージアム アーク」と統合され、「原美術館ARC」としてリニューアルオープンしました。

向こうに榛名山を望む、磯崎新の建築の「原美術館ARC」には、3つの展示室があります。ピラミッド型の屋根のある正方形のギャラリーA、両翼に細長くのびるギャラリーBとCはシンプルな空間です。そのほか、特別展示室は書院造の和の空間で、木、石、和紙、漆喰の技が見られます。屋外には、アンディ・ウォーホールやジャン=ミシェル・オトニエルなどの常設作品も点在する広々としたところです。

このたび、2023年春のバスツアー「浦上満氏レクチャーと榛名雲海桜」4月9日(日)に開催されることになりました。

(c)原美術館ARC

新宿駅を朝9時に出るバスツアーで、限定30名

国宝「青磁下無花瓶」「青磁袴腰香炉」を展示中の館で、東洋古美術の専門美術商「裏紙蒼穹堂」の店主浦上満氏に、青磁の魅力などについてお話を伺います。

また、開催中の展覧会「青空は、太陽の反対側にある:原美術館/原六郎コレクション」の自由観賞ができるほか、19品種1500本の桜の名所「伊香保グリーン牧場」の「榛名雲海桜」を楽しめます。

ランチ(水沢うどん)、美術館入館料、牧場入場料、レクチャー参加費、バス代、旅行傷害保険を含み一人1万5500円。

春の一日、たっぷりと自然と美術に満たされる、豊かな時間を過ごせそうです。

申し込みはこちら。

Hara Museum Web | 原美術館 ARC | イベント | 2023年 春のバスツアー 浦上満氏レクチャーと榛名雲海桜

 

*2023年3月26日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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