Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

「SELECT by BAYCREW’S」虎ノ門ヒルズステーションタワーにオープン

虎ノ門ヒルズステーションタワー約800坪の「SELECT by BAYCREW’S」が2024年2月29日に誕生しました。幅広い年齢層に愛されるベイクルーズは、輸入品やオリジナル衣料品、雑貨などを販売するセレクトショップで、衣食住美の分野で約76のブランドを展開しています。

そのベイクルーズが、親和性の高い内外のキュレーターが好きなものだけをセレクトして提案する新業態のショップをつくりました。ブランドの垣根を越えて自由にセレクトした商品をラインアップしています。ファッション、アート、カルチャー、趣味、食など生活を豊かにするためのセレクションがされています。

自転車好きで知らない人はいない名古屋の老舗「Circles」の東京初出店、新規フットウエア業態「Herringbone」、女性のビンテージデニムの焦点を当てた「THENIME」、ホットドッグスタンドを併設したスーベニアショップ「THE STAND fool so good(s)」、アートギャラリースペース。アートギャラリースペースでは、現在、北斎漫画を展示販売しています。

また、ブーランジェリーカフェ&ブラッスリーの「RITUEL(リチュエル)虎ノ門」も入りました。

フランスの製パン技術に20種類以上の小麦粉を使った自家製酵母、低温長時間発酵を取り入れた製法でつくられたパン、タルト、焼き菓子・・。新メニュー開発に携わるのは、レストランやギャラリーショップを6店経営する料理人の丸山智博クラシックフレンチと中東料理にはまっているということで、オニオングラタンスープでそのエッセンスを覗くことができるでしょう。

   

入口付近はベーカリーやケーキのブーランジェリーカフェで、奥は天井高の明るいブラッスリ―です。それぞれのテーブルが離れていますので、ゆっくりと話ができる落ち着いた空間です。

ブラッスリーのメニューは、朝8時から食べられる自家製ベーカリーを主役にスープとドリンクのモーニングセット(1200円~1500円税別)。

11時半から15時までのランチセットは、食べるスープとベーカリーが提供されます。スープは7種類の中から一つ選びます。私は、こちらのお店のシグネチャー「クラシックオニオングラタンスープ」を選びました。次に、4種類のベーカリーの中から一つ選びます。大好きな「スモークサーモンとクリームチーズのタルティーヌ ディルオイル」にしました。

「ウッフマヨネーズと長谷川農園マッシュルームのクロワッサンサンド」は優しい味。。本日のミニデザートをつけることもできます(+300円)。選ぶスープによって価格が変わり、オニオングランスープのセットは1800円(税別)です。

13時からアフタヌーンティーもお勧めです(2人分5000円税別)。ミニバーガーや、プティガトーなど6種類一皿と、フィナンシェ、スコーン、カヌレ、フルーツタルトなどから3つ選びます。17時からはディナータイムです。ワインとともにカジュアルに楽しめます。

RITUEL(リチュエル)虎ノ門」の向かいには「MUSE de Deuxieme Classe虎ノ門店」があります。店舗がお家に招かれたようなしつらえになっていて、クローゼット風なところやベッドルームなど楽しさ満載。試着室はなんとバスルームでした。

      

「SELECT by BAYCREW’S」HPはコチラ https://select-by.baycrews.co.jp/

 

*2024年3月6日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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