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紳士のたしなみ

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森アーツセンターギャラリーで開催中の「ディズニー・アニメーション・イマ―シブ・エクスペリエンス」に新コンテンツ

6月28日(水)から東京・六本木で開催中の「ディズニー・アニメーション・イマ―シブ・エクスペリエンス」のスペースが、東京シティビュー内のスカイギャラリーまで広がり、日本独自の新たなコンテンツが加わりました。スカイギャラリーの入口を入ると、まずは『美女と野獣』の舞踏会シーンのフォトスポットが出迎えてくれます。

©2023 Disney

続いて、「ディズニー・アニメーションの100年」の歴史をたどるパネル展示です。パネルは1923年にウォルト・ディズニーが兄のロイと共に、ロサンゼルスにスタジオを設立したところからスタートします。有名な、史上初めてのアニメーション『蒸気船ウィリー』が誕生したのは1928年。1931年に「みにくいアヒルの子」が制作されてからアンデルセン作品にインスパイアされた多くの作品が誕生し始めます。

©2023 Disney

アニメーション制作の過程US版映画ポスターなどが並び、その成長と拡大の軌跡は、丹念に見ていくと、いくら時間があっても足りません。懐かしみながらご覧ください。

 

そして、森アーツセンターギャラリーでは、巨大スクリーンに映るディズニー・アニメーションの世界が繰り広げられています。映像は、初期のころの作品から最新の人気作品まで、3面の巨大スクリーンに投影されます。横幅23メートル高さ4メートルの大パノラマで、ブラック鏡面の床に反射し、さらに映像が大きく感じられます。

ディズニーは、90年代の初めから手描きと3DCGをミックスさせて制作していますが、今回この映像のために、さらに付け加えられ、パノラマが生かされた立体的でダイナミックな世界を実現しました。

映像は『ライオンキング』(1994年)の大自然の場面からスタート。

ズートピア』(2016年)の主人公ジュディ・ホップスが列車に乗って出発すると、19作品の「一歩踏み出す」場面が「トライ・エヴリシング」というヒット曲にのって登場します。

アラジン』(1992年)では、アラン・メンケン作曲の「ホール・ニューワールド」の名曲で10作品が映し出されます。ディズニーがこれまで8回音楽に関するアカデミー賞を受賞しているうちの4回がアラン・メンケンです。

ファンタジア/2000』『ピーター・パン』(1953年)『ベイマックス』(2014年)そして空を飛ぶ8つの作品のシーンがあり『塔の上のラプンツェル』(2010年)などが流れ、

映像後半は『ミラベルと魔法だらけの家』(2021年)『モアナと伝説の海』(2016年)『アナと雪の女王2』(2019年)、そして『ピノキオ』(1940年)の「星に願いを」にのせて23作品のハッピーエンドのシーンが流れます。見ている我々の所にはリアルなシャボン玉が飛んできて、さらに夢の世界へ導かれます。

曲は日本語吹き変え。ディズニー好きにはたまらないのでは。

 

ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス
会期: 2023年4⽉29 日(土・祝)~8⽉31日(⽊)
会場:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)

時間などの詳細は、こちらをご覧ください。https://dijp2023.com/

*2023年7月3日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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