Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのエンターテイメント

原宿の神宮前交差点に「東急プラザ原宿 ハラカド」が4月17日オープンです

「ビルの中に銭湯ができるらしい」と評判の、東急プラザ原宿ハラカド4月17日にオープンします。クリエイタ―を育成・支援・共創するプラットフォームとして「商業施設」ではなく「創造施設」を目指すと、ネットの動画スタジオ「STEAM STUDIO」を設置するなど、全体に若者を意識した構成です。

ビルの全貌を、見ていきましょう。

1階は、広島のクラフトチョコレート屋「リタルダンド トウキョウ」はロックな感じ。キャンディのカンロの直営店「ヒトツブカンロ」には、可愛いキャンディがいっぱい。また、CBDのショップ「ヘルシートウキョウシービーデーショップアンドラボ」など、原宿らしいラインナップ。 

2階は雑誌の紙面と連動したフロア「COVER」。パリが本店のモンブランで有名な「アンジェリーナ」は、マロンのソフトクリームを食べられます。

3階はクリエイターズマーケットフロア。クリエイターが集い、共創する会員制のラウンジやスタジオなど、クリエイテイブ活動をサポートする場所。

4階は「ハラッパ」。自然やサステナブルをコンセプトとしたスペースで、アート作品も体験できます。

5階6階は、それぞれ11店舗ずつあるフードコートで「原宿のまちの食堂」。

昭和41年創業の原宿の町中華「紫金飯店」が入りました。オイスターバーでは、牡蠣を蒸したり焼いたりして一個から食べられます。「まぐろ問屋 恵み」は、職人さんが握った寿司が回転寿司スタイルで目の前にやってきます。「一風堂」もありますよ。

6階はテラスとつながっています。メキシカングリル「AVOCADO」のブリトー「ビーフ」はハラカド限定。タコライスやアボカドシーザーサラダなど、メキシコ産のアボカド満載で、満腹感もありおすすめです。「ピッツェリア チーロ原宿」のフォカッチャにピザの具材をのせたものは、ここ限定。同じピザですが違った食感で、一度お試しください。

  

7階はギャラリー&イベントスペース「シブヤフォントラボ」と、屋上テラス。屋上テラスからは道を挟んで対角線上を見ると、同じ東急の「オモカド」ビル。2つのビルで連動した様々なイベントを開催することが計画されています。

 

そして、地下一階に話題の銭湯があります。銭湯を中心にした街で「チカイチ」と呼び、7時から23時までオープンしています。

  

高円寺で90年続く銭湯「小杉湯」の原宿店の最終受付は21時15分。最初は、入浴されるかたを地域限定にして様子を見るようです。

ここではほかに、花王が石鹸をはじめとした企画を展開し、アンダーアーマーはスポーツのある日常を提案。ランニングステーションの最終受付は21時半です。サッポロ生ビール黒ラベルの、注ぎたての生ビールも飲めますよ。最終オーダーは22時半。MYTREXも浴場で使ったり、試したりできることを企画していくそうです。

これらアンダーアーマーや、サッポロ生ビール黒ラベルのカウンターは、銭湯に入らなくても利用できますので、仕事帰りなどにふらりと寄って、ヨガで身体を伸ばしたり、電車に乗る前に一杯だけ生ビールを飲んで家路についたりできそうです。

近隣の方たちから愛される、血の通ったビルになることを祈ります。

*2024年4月11日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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