Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

第35回東京国際映画祭が始まりました

日比谷、有楽町、銀座、丸の内など十数か所を会場に、主要9部門117作品が上映され始めました。久しぶりに海外からのゲストも来日し、日比谷界隈は映画祭ムード一色に。

コンペ形式の、「コンペティション部門」と「アジアの未来部門」は、審査員が優秀作品を選び出し、賞を授与します。「コンペティション」には、107の国・地域の1695作品の応募があり、そこから選び出された15作品が上映されます。

「今の世界情勢を反映し、紛争や政治問題、社会不安などを取り上げた作品が目立つ」とプログラミング・ディレクターの市山尚三さん。その中に、日本映画が3作も入っています。東京グランプリは、最終日の11月2日に発表されます。

そのほか、日本公開前の最新作をプレミア上映する「ガラ・セレクション」、世界の国際映画祭で注目された話題作、日本での公開がまだ決まっていない最新作品などの「ワールドフォーカス」、少年少女に映画の素晴らしさを体験してもらう「ユース」、最新アニメ映画の「ジャパニーズ・アニメーション」など9つの部門があります。

映画祭ならではなのは、監督のトークショーなどがあるので生の声を聞けたり、直接質問ができることです。さらに、映画人が街にあふれていることです。映画祭の期間中は、今まで見たことがないような商業的でない作品に出会えたり、知らなかった地域や文化にふれることができるのも魅力の一つです。

東京に集う映画人が交流する「交流ラウンジ」トークセッションも開催されますので、映画好きな人は、どうぞチェックしてみてください。

第35回東京国際映画祭 HP:https://2022.tiff-jp.net/ja/

*2022年10月26日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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