Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

年始めのクラシックは「ウィーンのニューイヤーコンサート」

1月27日(金)19時から紀尾井ホールで「ウィーンのニューイヤーコンサート」が開催されます。

ウィーンは音楽の都と呼ばれ、音楽がとても盛んなところ。毎年1月1日開かれるウィーン・フィルのニューイヤーコンサートは、全世界の音楽ファンの楽しみです。定番のアンコール曲、『美しく青きドナウ』『ラデツキー行進曲』は観客を巻き込み、最も盛り上がることで知られています。

今回のコンサートは、オーストリアを中心に活動したモーツアルトヨハン・シュトラウス2世の名曲が中心です。演奏するのはパソナグループの「夢オーケストラ」。演奏技術と合奏経験を持つパソナグループ社員、エキスパートスタッフ(派遣スタッフ)、クライアント企業の方たちの中からオーディションで選抜されたメンバーでオーケストラを結成し、第一線で活躍するプロの先生方に指導を仰いでいます。結成されてからすでに14年、サントリーホールやオーチャードホールなどで演奏を重ねています。

指揮は、東京ニューシティ管弦楽団正指揮者の曽我大介マエストロ。曽我マエストロは、多くの本を出版され、講演活動をされているほか、長年、ルーマニアのブラショフ・フィルとも共演を続けていらっしゃいます。今回のコンサートでも、音楽の解説などもしてくださるでしょう。

そして歌は、私の一押し、二期会のマドンナ幸田浩子。透明感のある清純な声は、ウィーンのきらびやかな宮廷音楽にぴったりです。名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約を結んでいたこともあります。

主催は日墺文化協会。

プログラムは、モーツァルト
 :交響曲第41番 KV.551「ジュピター」
 :モテットKV.165
  「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」第1楽章
  *Sop 幸田浩子
フランツ・フォン・スッペ
 :喜歌劇「軽騎兵」序曲
シュトラウスⅡ
 :ポルカ「クラップフェンの森で」Op.336
 :狩りのポルカ Op.375
 :春の声 Op.410 *Sop 幸田浩子
 :皇帝円舞曲 Op.437

全席指定2500円なので、気軽に楽しめるかも。

お問い合わせは、日墺文化協会03-6434-7775 パソナグループ03-6734-1116

*2023年1月12日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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