Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエンターテイメント

1200坪の麻布台ヒルズマーケットは、3月13日に開業です

「麻布台ヒルズ」のフードマーケットが、いよいよ開業です。日本の食文化を大切にというコンセプトで、日本を代表するよりすぐりの34店舗が入居しました。日常品、嗜好品、青果、精肉、鮮魚、半調理品にお惣菜、酒にベーカリー、スイーツ、生花と幅広く取りそろえ、集中レジで、かごひとつで買いまわれます(一部店舗除く)。

まずは、青果に京都「八百一」。生の野菜や果物のほか、蒸し野菜や総菜、舞茸や九条ネギのパイ、ECOいちごミルクも美味しそうです。

  

精肉は日本橋人形町の「日山WAGYU」。肉はもとより、ここでしか扱わない惣菜も試してみてください。お勧めは「よろにく和牛山椒コロッケ」(568円)。日山がお肉を卸している「よろにく」とコラボして作りました。ご飯とキャベツで300円のお弁当箱の中に、好きなお惣菜を詰めてもらってテイクアウトも可能です。手軽に美味しいものが食べられます。

  

ヤザワミートは、総菜の集大成「パーラー矢澤」を開店します。イートインもあり、「大人のお子様ランチ」が魅力的。ハンバーグやエビフライって、たまにすごく食べたくなりますよね。お弁当のテイクアウトもしています。

目黒の名店「麻布台 鳥しき」には裏の厨房で炭火で焼いた焼鳥や、秘伝の「壺だれ」をベースにしたお惣菜が並びます。そぼろ弁当もありますよ。分店「鳥おか」のカウンターの焼き鳥店も出店しています。

祇園でミシュラン一つ星を獲得した経歴のある「鰻 まえはら」。その日仕入れたウナギがどこのモノなのかもわかるように明示しています。百貨店でお馴染みの洋風サラダ「アール・エフ・ワン」は、サラダと総菜を提供。

鮮魚は、今までは卸しか手掛けてこなかった仲卸「やま幸」。まぐろのタワーがなんともゴージャスです。ミシュランガイドで星を獲得した名店「鮨さいとう」に卸しているということで、隣には「鮨さいとう」が店舗を構えています(事前予約制)。

ホームパーティやちょっとしたお土産に最適なものも数々。チーズと生ハムの専門店「フィオールディマーゾ」はイタリアのチーズメーカーが手掛ける自社ブランドです。チーズや生ハムの詰め合わせがなんともおしゃれ。センス良く見られそう。

クスダ シャルキュトリー メートル アルティザン」は店構えが素敵。スイーツやベーカリー、コーヒービーンズサロンにもお立ち寄りください。「オガワコーヒーラボラトリー麻布台」は、バリスタと話をしながら、求める味わいを探しだし、生豆から選んでブレンドし、焙煎してもらえます。世界一薄いチョコレートは「マッテ」。イタリアのチョコレート菓子専門店で繊細な舌触りです。

酒は、世界トップクラスのソムリエがセレクトするワインが集まるリカーショップ「インター*ト*ワイン ケーエム 山仁」。世界に400名しかいない、マスターオブワインの学位を持つ大橋健一氏が選ぶワインや銘柄和酒とロジカルペアリングの提唱者大越ソムリエ考案の食材をあわせたペアリング(500円から1500円)。毎月20種類のペアリングを試せるカウンター席が店内にありますので、色々と楽しめそう。

ケプラダ・セカ シャルドネ2020 レタ 30mlといぶりがっことクリームチーズと白胡椒(700円)

リオハ ロサード2018 コンティノ 30mlとパプリカとドライトマトとオリーブオイルと塩(600円)

    

人が溢れていたお店が出汁専門店「だし尾灸」。様々な出汁の素材、鰹節や煮干し、昆布にシイタケといった30種類から選んでブレンドしてもらえる「オーダーメイドだしパック」(4494円~30袋入り×2)が面白そう。

食育やワークショップなど、街全体で学び、発見し、体験できる場を作っていく予定なのだとか。なんだか、楽しそうです。

麻布台ヒルズ

*2024年3月13日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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