Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

「シャガール 三次元の世界」展で、心を潤す

シャガールというと、恋人たちが空を飛び、抱き合い、接吻をしている絵画というイメージが強いと思うのですが、実は彫刻作品もたくさん残しています。

シャガールの彫刻を本格的に紹介するこの東京ステーションギャラリーの展覧会は、日本初公開の彫刻30数点を含む、油彩・水彩、陶芸作品、素描・版画等が展示され、シャガールの新しい一面を見られます。彫刻や陶芸作品も、絵画同様、どれも温かみがあり、斬新で、愛にあふれています。

(c)東京ステーションギャラリー エントランス

 

私はこのシャガールの彫刻作品に出会えたことが、とても幸せに思え、今回、来日している作品の写真を著作権の関係でお見せできないのは本当に残念。

 

63歳になってから彫刻をはじめたシャガールは、粘土をこねて作る塑像ではなく、大理石などの石を切り出してつくることにこだわりました。石の素材の形を活かし、そこには、単体ではなく複数のモチーフが混在し、まるで物語が描かれているようです。

(c)東京ステーションギャラリー シャンデリア

 

また、壺などの陶芸作品は職人と共同で作り、下絵を描いて、成形は職人さんがして、そこに彩色したり形を変えたりしているのですが、私が今までに見た「陶器」という枠にはまらず、自由で楽しく、ユーモアにあふれています。

このような発想ができることが芸術家のあかしであり、才能なのだとつくづく感じたのでした。常に新しいものに挑戦し、みずみずしい感性で創り出していくエネルギーは衰えることを知らず、何とも魅力的です。

(c)東京ステーションギャラリー 階段

 

ともあれ、あなたの眼で見て感じてください。

東京ステーションギャラリーは、他とは一線を画した企画展を数多く開催しています。今回掲載したギャラリー内部の写真もきれいでしょ!

冨田館長さん自らがキュレーターとして解説してくれるギャラリートークもあるので、事前申し込みをしてお出かけください。詳細はコチラ

 

「シャガール 三次元の世界」展

9月16日(土)~12月3日(日)

東京ステーションギャラリー

東京都千代田区丸の内1-9-1電話:03-3212-2485

休館日:月曜日(10月9日は開館)、10月10日(火)

開館時間:10時~18時(金曜日は20時まで開館。入館は閉館30分前まで)

HP:http://www.ejrcf.or.jp/gallery/

 

*2017年9月20日現在の情報です。*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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