Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

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紳士のためのお出かけエンタテインメント

こどもためのバレエ劇場2022 『ペンギン・カフェ』開幕

ペンギン・カフェ』は、かつて大西洋に生息し、人間のせいで絶滅に追いやられた「オオウミガラス」や、「オオツノヒツジ」「ウーリーモンキー」「ケープヤマシマウマ」といった、絶滅危惧種の生き物たちが主役のバレエです。

提供:新国立劇場 撮影:鹿摩隆司

新国立劇場には、夏休みということもあり、また、子供たちのバレエデビュー作品としても案内していますので、小さいお子さんたちも、たくさん観に来ていました。

第1部はトークショー「いっしょに考えよう!消えゆく生き物たちを救うには?」

獣医師で、NHKラジオ「子ども科学電話相談」の人気回答者・成島悦雄さんが動物の映像をバックに、お話しされました。

成島さんは、上野動物園にカンカン、ランランがやってきた50年前、飼育員だったそうで、パンダという動物が幻の動物で、ほとんど情報がない中、どんな竹が好きか、好みを知るために日本中から竹を集めたのだとか。一日中竹を食べ続けるパンダには、大量の竹が必要です。しかし、竹の寿命は100年。自然環境が変わったり、人間の力で開発や、伐採が行われると、たちまち困ることになります。

パンダに限りません。人は、そうしたことをし続け、いまや4万種を超える生物が絶滅危惧種となっています。

最後に成島さんは、生物の命を守るために「相手を知ること」と、命を守る活動をしている人たちを「応援すること」が、私たちにできることだというメッセージを残しました。

トークショーにあわせた展示コーナーも、興味深いものでした。多摩動物公園からはジャイアントパンダ(思ったより小さかった)、トキのはく製(とても美しい)、国立科学博物館から借りたオオウミガラスの模型も置かれています。ジャイアントパンダは、トークショーで話に出た、かつて上野動物園で飼われていたカンカンとランランです。

バレエの舞台は、コケティッシュな動きや楽しい場面も多く、子どもたちは大喜び。でも、最後は、とても悲しい物語です。英国人振付家ビントレーが30年も前に作った作品です。

新国立劇場バレエ 上演は7月31日まで続きます。詳細はコチラ HP:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/kids-penguin-cafe/

 

*2022年7月27日現在の情報です。*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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