Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

創刊75周年記念『SCREEN』を飾ったハリウッド・スターたち 展

往年のハリウッド・スターたちが蘇ります。

1946年に創刊した映画雑誌『SCREEN』は、戦時中に休刊していた『キネマ旬報』『映画之友』よりも戦後早くスタートしました。1959年からは、本国からの情報や写真だけでなく、ハリウッドに通信員を置いてオリジナル記事や写真を掲載して人気を博します。そこにやってきた「ローハイド」などの西部劇ブーム、外国テレビドラマへの憧れ、フランス映画やイタリア映画、さらにオードリー・ヘプパーンの人気と共に部数を伸ばして一世を風靡しました。

ここでは、1990年代までの独自のスターの写真や、来日時の貴重なポートレイトやサインを見ることができます。当時、日本に来たスターたちは、米軍兵士の慰問が目的だったようです。戦後最も早い時期に来日したのはダニー・ケイ。1950年10月には、ビング・クロスビーと共演したドタバタ喜劇「珍道中」シリーズで有名になったボブ・ホープ。日本ではミュージカルコメディ西部劇『腰抜け二挺拳銃』で知られています。

マリリン・モンローは新婚旅行で1954年に来日し、その時の記事もあります。タイトルが「今こそ見たりマリリン・モンロー花の素顔」。時代を感じさせるタイトルですね(笑)。

ローハイド」のクリント・イーストウッド、ポール・ブラインガー・エリック・フレミングが来たときは、各地で熱狂的な歓迎を受けたそうです。そしてアラン・ドロンは1963年が初来日。フランス映画祭の訪問団の一員としてきました。

ハリウッドの2代目通信員(現地記者)として契約していたヤニ・ペガキスは50年近くもハリウッド情報や写真を日本に送り続けてくれました。そのおかげで、私たち読者は生のスターを知ることができました。ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会の会長に5度も選ばれた方ですから、人から愛され信頼された人物だったのでしょう。

いまもなお、月刊で発行し続ける『SCREEN』。現在の発行部数は、3万5000部(株式会社近代映画社小杉文孝専務取締役)だそうです。

この展覧会、入館料が250円で場所も京橋ですので、お仕事帰りや、打ち合わせの合間にチラリとのぞいても楽しいかも。

 

2021年4月13日(火)~7月18日(日) 国立映画アーカイブ 展示室7階 詳細はコチラhttps://www.nfaj.go.jp/exhibition/screen75/

*2021年4月17日現在の情報です。*写真・記事の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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